平和都市(核非武装)宣言
平和都市(核非武装)宣言決議(昭和34年12月21日決議)
平和と民主主義は太平洋戦争の敗戦による冷厳な犠牲の中から得ることのできた歴史的なものであります。 日本の永遠の平和と世界平和への寄与のために、一切の戦力を放棄し、永久に戦争に加わらないという日本国憲法をわれわれは持つことができたのです。 しかるに世界の情勢はややもすると軍事施設の強大に狂奔し、軍事的対立を深め、原水爆の出現とロケット兵器の発達は1秒間戦争の時代とまでいわれる、全く恐るべき全人類の破局を想わせるものがあります。 われわれは日本国憲法の明示する精神を体し誇りと自信を持って核武装主軸とする戦争への一切の道を拒否し、6万三島市民と共に、平和への道を確実に進むために、われわれの美しい郷土、三島市は核非武装平和都市であることを内外に宣言決議する。 |
昭和34年12月21日 |
三島市議会 |