宅地内漏水の発見のしかた

「いつもと同じように水道を使っているのに、水道料金が普段よりも高いな?」と思ったことはありませんか。  こんな時は、宅地内の地下や建物内の目に見えない場所で、配管のヒビ割れや腐食による漏水(水漏れ)が考えられます。

漏水しているかを調べるには

 漏水しているかどうかを調べるには、家庭内の全ての水道蛇口を止め、設置されている水道メーターを見て確認をします。

水道メーター
  1. 始めに、家庭内の全ての水道蛇口をとめます。また、「水洗トイレ、給湯器」などからも水が出ていないことも確かめてください。
  2. 次に、敷地内に設置してあります水道メーター(緑・青・白色)のふたを開け、矢印のところのパイロット(銀か赤色)の回転を確認します。
  3. パイロットが回転していたら「漏水」している可能性があります。

※お客様には、水道検針の際、普段よりご使用水量がいちじるしく多い場合、検針員が「お知らせ票」の配布等によりお知らせしております。

漏水との疑いがある場合は

 宅地内での漏水は、直接水道料金に反映される場合もありますので、「三島市水道事業指定給水装置工事事業者」と相談して修繕等を行ってください。

  • 漏水修繕に係る費用は、全てお客様の負担となります。
  • 地下での漏水など、目に見えない場所での漏水の場合、水道料金の一部を軽減する制度が適用されることもあります。

 漏水は、大切な水が無駄になるばかりではなく、お客様の負担も大きくなりますので、わずかな漏水でも早めの対応が必要です。
漏水量の目安は、次のとおりです。
  1. 蛇口からのポタポタで‥1ヵ月1~2立方メートル
  2. 蛇口からのチョロチョロ糸状で‥1ヵ月6~7立方メートル
  3. 水洗トイレのチョロチョロで‥1ヵ月20立方メートル以上

修繕等は三島市水道事業指定給水装置工事事業者で

 漏水などの修繕は、三島市指定の工事事業者に相談し行ってください。
 三島市指定の工事事業者以外の業者が修繕をした場合は、水道料金の一部を軽減する制度が適用されませんので、ご承知ください。

宅地内の給水装置は、お客様のものです。

 給水装置とは、公道に埋設してあります水道の配水本管から分岐して、家庭に引き込まれた給水管とこれに直結して取り付けてある止水栓、水道メーター、蛇口などを「給水装置」といいます。給水装置のうち水道メーターは市からの貸与品ですが、それ以外のものは全て「建物の所有者の財産」となります。  日頃から、点検・管理に心がけ、特に漏水の確認など定期的に水道メーターの点検をお願いします。