山田川自然の里
山田川自然の里の成り立ち
山田川は、箱根西麓の森林に源を発し、その清流は、流域の田や畑を潤し、大場川、そして狩野川に合流する1級河川です。
流域には急峻な山間を開拓した棚田や段々畑、果樹園、竹林、クヌギやコナラ等の広葉樹林、豊かな湧き水など、日本の農村の昔の風景、自然環境が色濃く残されています。
しかしながら、農業従事者などの高齢化などで作業効率の悪い農地は耕作されず放置されたことにより、耕作放棄地化が進み、この自然豊かな里山環境が荒廃しておりました。
そこで、地元の有志の呼びかけにより「昔のような里山風景を取り戻し再生する」という理念の下、三島市とボランティアを中心としたワークショップや意見交換会を経て、平成18年度から3年かけて整備を行い、平成20年度にこの「山田川自然の里」が開園しました。
「山田川自然の里」というこの愛称は、平成21年度に公募により決定したものです。
山田川自然の里では、市民農園や営農ヘルパー農園を利用しての化学合成された農薬や肥料を使用しない有機農業による野菜づくりをはじめ、ユニバーサル農園、梅園等での農業体験や有機農業を推進するための講習会、また山田川沿いに整備された散策路で昔の里山風景を楽しむことができます。
遠方よりセンター地区を望む |
市民農園 |
おもな施設
- 市民農園(65区画)
- 福祉施設向け市民農園(5区画)
- 営農ヘルパー農園(5区画)
- ユニバーサル農園(約1,200平方メートル)
- 散策路(730m)
- 管理棟(資材置場、休憩所)
- トイレ(男1、女1、バリアフリートイレ1) ※管理棟に付属
平成31年3月より市民農園のC及びD区画は管理棟前に移転し、平成31年4月よりユニバーサル農園は川沿いの元C及びD区画の場所に移転しました。
令和6年度より、旧鬼石畑が有機農業重点区画(市民農園)となります。
山田川自然の里市民農園区画図はこちら
山田川自然の里へのアクセス
山田川自然の里までのアクセス図は次をご覧下さい。
山田川自然の里へのアクセス図
駐車場は32台分設置されています。
※市民農園(下)駐車場(16台)の入口付近は急坂のため、スピードを抑えて走行してください。
※市民農園(上)駐車場(16台)のうち2台は福祉車両のための駐車場です。福祉車両以外でご駐車された場合、移動をお願いすることがあります。
● バスでご来場される方
三島駅南口より東海バス「元箱根港」行きに乗車。
塚原バス停下車、徒歩約10分。(バス停からの地図は次をご覧ください)
バス停案内図山田川グリーンツーリズム研究会(やまグリ)
山田川自然の里は、三島市と山田川グリーンツーリズム研究会(通称:やまグリ)により維持管理されています。
山田川グリーンツーリズム研究会はその活動が評価され、数多くの賞を受賞しています。
- 平成30年度「第5回三島市景観賞 最優秀賞」(三島市主催)
- 「平成30年度コミュニティ活動賞 優秀賞」(静岡県コミュニティづくり推進協議会主催)
- 令和元年度「小さな親切実行章」(「小さな親切」運動静岡県本部主催)
- 「令和元年度あしたのまち・くらしづくり活動賞 振興奨励賞」(主催:公益財団法人あしたの日本を創る協会)
- 「第2回ふるさと三島大賞 大賞」(三島市主催)
●入会希望の方はこちら
入会申込書に必要事項をご記入の上、やまぐり事務局(農と食のまちづくり課)または、山田川グリーンツーリズム研究会活動日に担当へご提出ください。
山田川グリーンツーリズム研究会 入会申込書はこちら
●活動状況について
やまグリ'sblog または山田川グリーンツーリズム研究会インスタグラムをご覧ください。