子どもの読書活動優秀実践図書館文部科学大臣表彰

子どもの読書活動優秀実践図書館文部科学大臣表彰とは

「子どもの読書活動優秀実践図書館文部科学大臣表彰」表彰状
 「子どもの読書活動の推進に関する法律」を受けて策定された「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」により、国民の間に広く子どもの読書活動についての理解と関心を深めるとともに、子どもが積極的に読書活動を行う意欲を高める活動について優れた実践を行っている図書館を表彰します。

受賞理由

子どもの読書活動の実践において優れた効果

主催

文部科学省

表彰式

平成17年4月23日 国立オリンピック記念青少年総合センター

受賞した事業の背景、取り組み

 今日、様々な情報メディアの発達や普及により子どもの生活環境の変化、さらには幼児期からの読書習慣の未形成などにより、子どもの読書離れが進んでいます。読書活動は、子どもが、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことのできないものであることから、平成13年に「子どもの読書活動の推進に関する法律」が施行されました。
 三島市では、平成9年の新館開館後、児童サービスを充実させてきました。「おはなし会」の実施やブックリストの作成、講座の開催など、継続した事業展開をしています。また、平成14年度には親子で絵本に親しむ「ブックスタート事業」を開始し、乳幼児期からの読書普及に努めています。現在では、全館の児童図書数は約8万冊、貸出冊数は約25万冊となっており、年々増加しています。今年は、「(仮称)三島市子ども読書活動推進計画」を策定し、子どもたちが一層読書に親しめるよう読書活動を推進していきます。

主な受賞した事業の概要

  • きめ細かい児童サービスの実施
  • ブックスタートを実施
  • 年齢別に「おはなし会」を実施
  • 各種ブックリストを作成
  • 子どもを対象とした講座の開催
  • 講演会等を実施し、保護者への啓発活動

備考

受賞館54館(図書館部門)、うち静岡県1館

担当課

図書館
写真:図書館「おはなし会」