平成17年度 都市景観大賞「美しいまちなみ大賞」
都市景観大賞「美しいまちなみ大賞」とは
「都市景観大賞」は、平成3年度から、都市景観に対する市民の意識の向上を図るため、優れた景観や空間デザインを対象に、国土交通省が所管する「都市景観の日実行委員会」が表彰を行ってきました。この賞は、平成3年度から12年度までは「都市景観100選」として選定され、延べ100地区が表彰されています。
平成13年度から、都市景観大賞は「美しいまちなみ賞」として衣替えし、まちづくり組織と地方公共団体が協働して良好な都市景観の形成を行っている地区を対象に選定し表彰されています。
受賞対象
街中がせせらぎ事業地区
主催
「都市景観の日」実行委員会(構成:国土交通省、経済同友会ほか、事務局:財団法人都市づくりパブリックデザインセンター)
表彰式
平成17年10月4日 東京・イイノホール
受賞した事業の背景、取り組み
街中がせせらぎ事業は、中心市街地にある歴史、文化、水辺や緑の自然環境といった「アメニティ資源」を活用し、それをネットワークする回遊ルートを整備することによって、周辺を快適な空間に造り上げ、「歩きたい街」、「住みたい街」を目指す魅力ある地域づくり事業です。
この事業は、これまでの計画で打ち出されたまちづくりの方向性や、平成8年度に創立50周年事業として商工会議所が提唱しこの事業の基礎となっている「街中がせせらぎ」ビジョン、市民の自主的な活動実績を踏まえ、魅力あるスポットを点から線へ、線から面に広げて行く仕組みやシステムを構築し、市民、企業、行政がパートナーとなり、自らの手によって築き上げることにより、街の活性化につなげていくものであります。
また、静岡県が推進している「快適空間しずおか」のビジョンとも機を一にするもので、県の「快適空間創造事業補助」及び「観光施設整備事業補助」により実施するものです。
また、静岡県が推進している「快適空間しずおか」のビジョンとも機を一にするもので、県の「快適空間創造事業補助」及び「観光施設整備事業補助」により実施するものです。
主な受賞した事業の概要
総事業費 13.8億円
- 回遊ルートの整備…舗装改良に併せた"せせらぎ"の設置、歩道改良及びルート沿道の緑化により住環境整備
- 拠点箇所の整備…JR三島駅南口前広場、桜川・御殿川・源兵衛川・宮さんの川・四ノ宮川の修景整備、総合観光案内所及び三島暦師の館の建設
- 案内システムの整備…案内標識や案内板、説明板を整備すると共に、ボランティア組織による案内システムを構築
- 市民参画…維持管理を住民主導で行なうことなど官民パートナーによる新たなまちづくりを模索し、実践
備考
全国で4地区が受賞、県内初
担当課
せせらぎ事業推進課