第6回中部の未来創造大賞「優秀賞」
中部の未来創造大賞とは
これからの「地域づくり」は、社会資本の整備だけではなく、その維持・活用や環境保全、その地域の持つ歴史と伝統への配慮などを総合的に考え推進していくことが不可欠であり、そのためには地域住民と産業界、行政等が相互に連携しながら進める活動が必要です。中部の未来創造大賞は、民間・行政の垣根を越えた幅広い分野で取り組まれている地域活動を表彰し、これを広く紹介することで、新しい中部の「地域づくり」に役立てていくことを目的に創設されました。主催は、国土交通省中部地方整備局、中日新聞社、中部電力など24団体による「中部の未来創造大賞推進協議会」です。
対象
「森の小さなダムづくり~水辺に親しむ街づくり・三島湧水群の復活に向けて~」
主催
中部の未来創造大賞推進協議会(構成:国土交通省中部地方整備局 他23団体)
表彰式
平成17年11月17日 ナゴヤドーム
受賞した事業の背景、取り組み
三島市は「水の都三島」であり、三島市民の想いは「湧水を満々と湛えた楽寿園小浜池」の復活、そして、「三島湧水群」の復活にあります。そのためには、森林のもつ水源涵養機能を高める必要があり、平成13年3月に市職員提案により「森の小さなダムづくり」が事業化されました。
「森の小さなダムづくり」は、箱根西麓の森林で実施し、市民・企業等のボランティアや小中学校の環境学習などを対象に、ノコギリでの間伐体験をしながらその間伐材を有効利用し、丸太を2~3段積み上げ、杭で固定した「小さなダム」を階段状に何段も設置する事業であり、三島湧水群の復活のための地下水涵養機能のほか、雨水の調整や土砂の流出抑制などの効果があります。
「森の小さなダムづくり」は、箱根西麓の森林で実施し、市民・企業等のボランティアや小中学校の環境学習などを対象に、ノコギリでの間伐体験をしながらその間伐材を有効利用し、丸太を2~3段積み上げ、杭で固定した「小さなダム」を階段状に何段も設置する事業であり、三島湧水群の復活のための地下水涵養機能のほか、雨水の調整や土砂の流出抑制などの効果があります。
主な受賞した事業の概要(平成13年から現在)
実施回数 42回
参加人数 1,402人
設置基数 444基
参加人数 1,402人
設置基数 444基
- 市民ボランティア体験活動
- 市職員ボランティア活動
- 市内小中学校体験学習
- 森林ボランティア育成事業
- フォレストインストラクター養成講座
- みどりの少年団活動事業
- 市内企業によるボランティア活動
備考
県内市町村で初受賞、大賞2団体・優秀賞5団体・特別賞2団体
担当課
水と緑の課