第7回中部の未来創造大賞「大賞」
中部の未来創造大賞とは
地域づくりのための活動を表彰し、新しい時代にふさわしい中部の発展と啓発を促進しようとするもの。
対象
街中がせせらぎ事業
主催
中部の未来創造大賞推進協議会(構成:国土交通省中部地方整備局 他23団体)
賞金
大賞20万円
表彰式
平成18年11月8日(水)ナゴヤドーム
受賞した事業の背景、取り組み
街中がせせらぎ事業は、中心市街地にある水辺や緑の自然空間や歴史・文化といったアメニティ資源を活用し、それをネットワークする回遊ルートを整備することによって、周辺を快適な空間に創り上げ、「歩きたい街」、「住みたい街」を市民や企業、NPOが役割分担をもって協働でつくる街づくり事業です。
この事業は、グラウンドワークトラストの理念に基づき、計画策定時からの話し合いは400回にわたり、行政がハード事業を、三島商工会議所がソフト事業、NPOが身近な環境改善を行い、市民ボランティアが里親等清掃や観光案内を行い、一般市民は自宅の緑化を行うなど、正に官民一体型の協働事業です。
受賞した事業の概要
- 総事業費 13億7千万円
- 事業内容
(1)街の顔の景観づくり
・JR三島駅南口駅前広場修景
・三島田町駅修景等
(2)歩きたくなる道の景観づくり
・鎌倉古道沿線修景
(3)親しみのある川づくり
・源兵衛川プロムナード修景
・四ノ宮川プロムナード修景等
(4)歩きたくなる案内づくり
(5)小さな博物館づくり
・三嶋暦の里
・ほたるの里
(6)市民との協働のまちづくり
・アダプトプログラム(里親)
・各種団体や日本大学国際関係学部との協働事業化
備考
静岡県内の大賞受賞は、第2回に静岡県が受賞した「清水・みなと色彩計画による景観形成」についで2回目。大賞は県内市町村では初めて。市町村の優秀賞を含む受賞では、昨年第6回優秀賞「森の小さなダムづくり」に続き2回目。
担当課
まちなみ再生課