疏水百選
疏水百選とは
疏水は国土・環境保全、美しい景観の形成など多面的な機能を発揮する国民共有の資産であり、保全活動に取組み、次世代に継承していくこくとが求められ、国民的な運動を進める観点から「疏水百選」として啓発するもの。
「疏水百選」の選定基準
- 地域の農業振興に効果を発揮したものや、農業用水に加えて、産業や都市の形成などの地域振興に効果を発揮するもの
- 歴史的かつ文化的なものや築造にまつわる由緒、偉人等の歴史があるもの
- ホタル等さまざまな生物が生息する水質保全や生態系の豊かなもの、疏水のある農村景観の美しいものなど
- 子供から大人まで男女参画による保全活動の盛んなもの
選定対象
源兵衛川
選定の経緯
- 応募件数 499地区
- ・インターネット投票で284地区に選定(投票件数 22万6千件)
- 委員会にて疏水百選選定 110地区
審査員:太田信介(水資源機構副理事長)・織作峰子(写真家)・平野啓子(語り部)・柳沢秀夫(NHK解説委員)・養老孟司(東大名誉教授)ほか - 静岡県では他に深良用水、大井川用水の2地区が認定
主催
農林水産省
認定日
平成18年2月22日
認定された事業の背景
JR三島駅前にある名勝楽寿園の小浜池湧水を源として、三島市街地を南へ1.5km流れて中郷温水池に注ぐ疏水です。
高度成長期の都市化により、湧水が激減した川を、住民参加型事業手法によって「都市と農村を結ぶ水の道」として整備し、夏になると、川の中を歩いたり、水遊びに興じる大勢の人を見かけるようになりました。
住民は愛護会を立ち上げ清掃を行うなど、美しい空間が協働で保たれています。
高度成長期の都市化により、湧水が激減した川を、住民参加型事業手法によって「都市と農村を結ぶ水の道」として整備し、夏になると、川の中を歩いたり、水遊びに興じる大勢の人を見かけるようになりました。
住民は愛護会を立ち上げ清掃を行うなど、美しい空間が協働で保たれています。