日本の歴史公園100選
日本の歴史100選とは
都市公園法施行50周年、古都保存法施行40周年という節目の年にあたって、「優れた歴史的・文化的資源を有し、地域の活性化に貢献している歴史公園」の評価・選定を行い、これらの魅力を国の内外に広く伝えるとともに、歴史的・文化的資源の保存・継承・活用、観光振興、活力に満ちた地域社会の実現等に資することを目的に実施する。
選定対象
楽寿園
主催
都市公園法施行50周年など記念事業実行委員会(協力 国土交通省、協賛 (社)日本公園緑地協会、(財)公園緑地管理財団、(財)沖縄海洋博記念財団)
選定発表
平成18年10月27日
選定について
地域に個性や魅力をもたらす優れた歴史的・文化的資源を保存・継承・活用する公園の整備を推進することにより、観光振興や活力に満ちた地域社会の実現を目指すことを目的として、優れた事例を対象に「日本の歴史公園100選」の選定を行いました。
選定にあたり、平成18年8月10日から9月8日までの約1ヶ月間に、全国より195件の推薦をいただき、日本の歴史公園100選選定審査会(委員長 越澤 明・北海道大学大学院教授)を10月5日に開催し、推薦されたものから112件を該当する公園として選定しました。
資源の歴史性、文化性などの価値だけではなく、これらの資源を活かして優れた景観・環境が形成され、公園として一体性のある大きな魅力を創出していることなどを考慮した選定結果となっています。
選定にあたり、平成18年8月10日から9月8日までの約1ヶ月間に、全国より195件の推薦をいただき、日本の歴史公園100選選定審査会(委員長 越澤 明・北海道大学大学院教授)を10月5日に開催し、推薦されたものから112件を該当する公園として選定しました。
資源の歴史性、文化性などの価値だけではなく、これらの資源を活かして優れた景観・環境が形成され、公園として一体性のある大きな魅力を創出していることなどを考慮した選定結果となっています。
歴史的・文化的価値
楽寿園は、明治維新で活躍された小松宮彰仁親王が明治23年に別邸として造営されたもので、昭和27年7月15日から市立公園として開園されました。小浜池やせりの瀬など天然池泉に富士山の雪解け水が湧き出す景観にすばらしいものがあり、この湧水と周囲の自然林からなる庭園に対して、昭和29年3月20日付けで「国の天然記念物及び名勝」に指定されましたが、年々地下水が低下し、最近では1年を通じて小浜池全体が水面に覆われないことが多くなっています。また、園内にある「楽寿館」は昭和49年に三島市の文化財に、装飾絵画は昭和55年に県の文化財に指定されており、県内外から多くの観光客が訪れています。
備考
静岡県内では楽寿園のほかに秩父宮記念公園(御殿場市)、沼津御用邸記念公園
担当課
楽寿園