市長定例記者会見(平成23年10月20日)で発表した内容(その1)

平成23年10月下旬及び11月の主な事業、行事予定等についてお知らせします。

1 駿豆線沿線地域活性化協議会 発足式について

 [企画部 政策企画課]
 伊豆箱根鉄道駿豆線沿線の4つの自治体と伊豆箱根鉄道(株)が連携・協力し、沿線地域の活性化、交流・定住人口の増加を目的に「駿豆線沿線地域活性化協議会」を発足します。  今後、沿線地域活性化のための連携策や防災体制の強化策に関する協議と実施に係る連絡調整等を図っていくほか、歴史・名所・四季の花・自然・イベント情報等のPRなどについて実施していくこととなりました。  これに伴いまして、同協議会の発足式を11月17日(木)午前10時から開催します。また、同協議会によるホームページについても、日本大学国際関係学部のご協力を得る中で、日本語版ホームページの韓国語・中国語・英語版を作成するとともに、若者の豊かな発想や外国人独自の視点に立った、海外向けの魅力ある情報発信ができるしくみづくりなどを行い、産・学・官が連携した沿線地域の活性化について検討・実施していく予定です。

2 ガーデンシティみしま推進事業 ~大通り商店街花飾り~

 [都市整備部 水と緑の課]
 ガーデンシティみしま推進事業の一環として、主要地方道三島富士線(通称:大通り)の三島大社前から広小路までの区間について、花と緑に溢れた魅力ある景観を創出します。  既に本町タワーにつきましては、フラワータワーやデザインコンテナなどにより美しい空間へと生まれ変わっていますが、更なるガーデンシティみしまを推進するため、大通り商店街全体で花飾りを行い、訪れる人に三島の新たな魅力をアピールします。  なお、この後、行事予定で説明する「三島大通り宿場花まつり」が11月3日(木)文化の日に開催されますので、この日までに「花灯り」、「花ぼんぼり」、「プランター」などの花飾りを完成させますが、その後も大通りの花飾りは継続していきます。  また、静岡県におきましても三島駅南口から商工会議所までの区間に、11月下旬から花飾りを設置していただく予定です。

3 「錦田中学校生徒会プロジェクト~缶も積もれば花となる~」

 [錦田中学校]
 3月11日に発生した東日本大震災を目の当たりにし、錦田中学校の生徒の皆さんが、深い悲しみを感じ、自分たちにできることは何なのかを考え、募金活動やタオルを被災地に送る活動など、すぐにできることから東日本大震災の支援活動をスタートしました。  その後、自分たちの気持ちを届けることができないかと考えるようになり、約15年前から始めたアルミ缶回収で得た収益金を使って、錦田中学校に縁の深い桜の花を宮城県仙台市立郡山中学校へ贈ることになりました。  今回のプロジェクトによって贈る桜は、「苦難を乗り越える勇気と日本中が強い絆で結ばれているという願いをこめて贈りたい」と生徒さんたちは考えております。

4 三島市障がい者就労支援きょうどう隊のお店 「すてっぷ」のホームページ開設について

 [社会福祉部 障がい福祉課]
 「三島市障がい者就労支援きょうどう隊」は、障がいを持つ人への就労機会、及び就労訓練の場の提供などを目的に結成された、市内8か所の障がい者就労支援事業所で構成している団体です。  今年の7月15日(金)に、生涯学習センター1階に自主製品の共同販売店「すてっぷ」をオープンして、現在、運営しておりますが、さらにPR活動を充実させるため、三島市では重点分野雇用創出事業にて、三島市社会福祉協議会に委託して従事者を1名雇用し、「すてっぷ」自主製品のPR活動や、商品販売用ホームページの作成などを行います。ホームページの公開は11月10日(木)の予定です。  また、民間企業の障がい者就労支援活動をご紹介しますと、三島信用金庫様が「知的障がい者」、「精神障がい者」の方々の雇用推進のため、平成24年9月1日の創業を目指して、障がいの特性に配慮した仮称「さんしんハートフル株式会社」という子会社を設置・運営する予定です。

5 地震防災強化月間について

 [企画部 危機管理課]
 静岡県では、毎年11月を「地震防災強化月間」と定め、12月の「地域防災の日」に向け、防災活動の原点に立ち返り、期間中に、自らの居住地域の危険を知り、自らの命を守る「自助」と、自らの地域を守る「共助」の取組みがどれほどなされているかを総点検し、改善することで、東海地震による被害の軽減を図るため、地震防災に関する広報・啓発活動などを集中的に実施しています。  三島市におきましても、市役所職員が災害時、市民のために率先して速やかに災害支援業務を行えるよう、イメージトレーニング訓練や情報付与対応訓練等を実施し、職員の防災意識の高揚を図り、東海地震に対応する態勢づくりを一層、推進していきます。

6 西地区防災訓練での「学校給食施設の震災時活用」の試み

 [企画部 危機管理課]
 学校教育課作成の「学校給食施設の震災時活用マニュアル」案に沿って、学校給食施設の回転釜を使用した炊飯業務を行い、マニュアルについて検証するとともに、併せて課題を探る西地区防災訓練を西小学校区の自主防災組織と教育委員会、西小学校の協力の下、11月6日(日)に西小学校で実施します。

7 東日本大震災に係る三島市職員視察研修の実施

 [企画部 危機管理課]
 東日本大震災の被災地視察を通して、今後の市政、防災行政に反映させるため、市の主任・副主任級の職員を中心とした40名程度が岩手県山田町、大槌町、釜石市を視察します。  日程は、11月10日(木)夜~12日(土)朝までの3日間(車中2泊)です。

8 東日本大震災に係る被災地派遣職員報告会の開催

 [企画部 人事課]
 三島市では東日本大震災の被災地に対しまして、人的支援として災害発生直後から現在まで職員を派遣し、これまでに活動した職員の数は60人余りにのぼります。このうち静岡県の依頼により派遣された14人の職員が、被災地の様子や実際の活動についての報告を行います。  今回の報告会は、東南海地震などが想定される東海地区において、三島市の職員が被災地の状況をできる限り的確に把握することで今後の危機管理に備えるとともに、職員間における防災意識の高揚を図ることを目的に開催します。

① 10月29日(土) 「第1回三島バル」の開催

 [産業振興部 商工観光課]
 三島市中心市街地を主とした飲食店の魅力を再発見できるイベントを開催することで、三島の観光・食・自然といった街や地域が持つ固有の風土や環境を共有し、誘客とにぎわい創出、経済効果による活性化を目指すイベント、「第1回三島バル」を10月29日(土)の午後3時から30日(日)の午前0時まで、開催します。  5枚つづりの飲食チケット(前売り3,500円、当日4,000円)を購入し、三島バル参加飲食店(45店舗)を食べ歩くイベントです。

記者会見配布資料(PDFファイル 2.6MB)