三島市立幼稚園適正配置等検討懇話会からの提言書について
少子化や共働き世帯の増加等により、市立幼稚園の園児数が減少していることから、今後は、小規模園の廃園や統廃合を実施しなければならないケースが発生することや、園ごとの教育環境に格差が生じることが予想されるため、学識経験者、保護者及び各種団体の代表などで組織する三島市立幼稚園適正配置等検討懇話会に市立幼稚園の適正配置等について幅広い視点からの検討を依頼しました。これを受けて、平成23年1月から計8回の会議を重ね、平成24年2月27日に同懇話会から教育長に対して提言書が提出されました。
主な提言内容
- 市内4地区(旧市内、北上、錦田、中郷)における幼児人口を踏まえ、各地区の拠点園を位置付けること
- 幼児にとって望ましい幼稚園教育の効果をあげるためには、一定規模の学級数と学級編制が必要であること
- 適正配置実施後の拠点園すべてにおいて3歳児保育を実施すること
- 拠点園を整備する場合、通園地域が拡大することから、駐車場施設の整備に加え、既存の路線バスやコミュニティバス等の活用など、多様な選択肢を用意すること
- 今後の園児数の推移を勘案すると、市全体で6園への集約が望ましいこと
- 再編を行う場合や、学級編制が危惧されている園への緊急対応に当たっては、保護者や市民への周知を十分に行うこと
- 拠点園の整備は、第4次三島市総合計画で早急に解決すべき課題として位置付けたうえで、計画的に実施すること
など
※提言内容の詳細については、次のPDFファイルをご覧ください。
三島市立幼稚園の適正配置に関する提言書(PDFファイル 850KB)