蜂の巣の駆除について

蜂の巣の駆除は、市では行っておりません。建物や敷地内に作られた蜂の巣の駆除は、所有者又は管理者が自らの責任において取り除くか、専門業者に有料で駆除を依頼してください。

スズメバチ類について

 スズメバチ類は、特に攻撃性が強いので、ご自身で駆除することは非常に危険です。専門業者に駆除を依頼してください。巣の出来ている場所や蜂の種類によって金額に差がある場合がありますので複数の業者から見積を取り、検討の上、依頼することをおすすめします。

 スズメバチ類は、アシナガバチ類より体が大きく攻撃的ですが、巣を脅かされるようなことがなければ、積極的に攻撃してくることはありません。ただ、一度接触された巣は、警戒が厳重になり、毒性も強いため注意が必要です。

徳利を逆さにしたような形の初期の巣
 スズメバチ類は、土中や朽木中で冬を越した女王バチが4月~5月頃、1匹で巣作りを始めます。
 その後、最初の働きバチが羽化し、女王バチは巣にとどまり巣外活動をしなくなります。この頃から巣は急激に大きくなり、働きバチの数も数十~数百匹以上になります。
 10月頃、次の世代の雄バチと女王バチを産み、巣の中は晩秋には空になります。

ボール状の巣
 スズメバチの巣は、木質繊維に唾液を混ぜて作るため、きれいな縞模様になります。通常、巣の出入り口は下の方に1ヶ所しかありません。
 スズメバチかどうかの判断は、ハチ自体で見分けるよりも、巣の形を見て判断するのが簡単です。ただし、不用意に近づかないでください。

アシナガバチ類について

傘状で六角形の穴がたくさんある巣
 アシナガバチ類は比較的おとなしく、巣を刺激しない限り攻撃してくることはありません。
 アシナガバチ類は、農林業の害虫である毛虫やいも虫の天敵として役立っていますので、なるべく駆除しないようにしましょう。ただし、通行など、人に被害を及ぼすような所に営巣しているものは、駆除せざるを得ないでしょう。

アシナガバチの巣の駆除の方法

 下記の方法によりご自身で駆除することもできますが、自主駆除が困難な場合は、専門業者(有料)に依頼してください。

アシナガバチの駆除

  1. 日中にアシナガバチであることと巣の位置を確認し、作業の邪魔になるものを片付けます。 作業は日没後(暗くなるとハチが巣に戻ってきます)、2~3時間後に行います。
  2. 家庭用殺虫剤を準備します。なお、噴射力が強く、少し離れていても(巣から1~2m離れた風上側から)散布できる「ハチ専用の殺虫剤」のほうが便利です。また、万一刺された場合に備えて、抗ヒスタミン軟膏を準備します。
  3. 万一に備えて、2人以上で作業しましょう。
  4. 薬剤を噴霧すると、巣に止まっていたハチが飛び散りますが,これは攻撃ではありません。
  5. 飛んでいるハチの体に触れないように注意して、噴霧を続けてください。殺虫剤が数秒でも体に付着すると、ハチは攻撃性がほとんどなくなり、飛び立ったまま巣へ戻ることなく死亡します。
  6. 薬剤のかかったハチは、人を刺すことはありません。驚いて作業を中断せず、巣に向かって薬剤を噴霧し続けます。
  7. その後、一日ほど置いて、生きているハチがいないことを確認してから、巣を棒などで落としてください。土に埋めるか袋に入れて、ごみとして出してください。
    ※ハチの巣を落としてから2~3日は、働き蜂が巣のあった場所付近を飛んでいますが、しばらくするといなくなります。

蜂の巣の駆除業者

静農グリーンサービス
  • 住所 三島市徳倉1丁目6-15
  • 電話 055-988-9900
  • FAX  055-988-2838


アシストプランニング まめっ隊
  • 住所 三島市谷田599-7
  • 電話 055-943-5149
  • FAX  055-973-6535


(有)オービーディ伊豆
  • 住所 三島市梅名391-1
  • 電話 055-977-6429


ハチ駆除.net (土・日・祝も対応可能)
  • 住所 熱海市網代539-57
  • 電話 090-6276-0297


BEE Hunters ビーハンターズ(土・日・祝も対応可能)
  • 住所 駿東郡清水町長沢670-1
  • 電話 080-3589-6920


静岡ハチ駆除防衛ライン
  • 住所 三島市中央町6-10
  • 電話 080-2675-4247


 その他の専門業者については、職業別電話帳(タウンページ)やインターネットでお調べいただき、直接お申し込みください。
 電話帳で、専門業者を探す場合は『ハチ駆除』又は『消毒業』の欄でご確認いただけます。
 ※依頼の際は複数の業者から見積りを取るなどして、充分に比較検討の上、自己責任で契約をして下さい。