「第4回三島市景観賞」が決定しました
市民の優れた景観の創出及び活動を促進するため、三島市景観条例に基づき実施しました「第4回三島市景観賞」が決定しましたのでお知らせします。
この賞は、過去10年以内に創造・再生された市内に存在する景観形成に寄与する民間の建築物等のほか、景観形成に功績があると認められる活動を行った個人、又は団体を表彰するものです。
最優秀賞:「向山古墳群公園」
向山古墳群は昭和50(1975)年、向山小学校建設中に発見された、市内でも最も古い古墳群です。円墳14基、前方後円墳2基の合計16基からなる古墳群は、4世紀前半から6世紀前半のものと考えられ、鉄剣、鉄刀、鉄鏃が出土しています。その規模や出土遺物から、田方平野北部を支配していた首長の存在がうかがえます。ここからは三島の市街地と富士山、駿河湾が一望できます。
平成25年春に向山古墳群公園として開園し、気軽に散策を楽しめるようになっています。公園はA、B、Cの3地区に分けて整備されており、A地区は3号墳(前方後円墳)を中心とした古墳を学習するエリア、B地区は自然を活かした整備を行い、千数百年が経った古墳の姿を見学できるエリア、またC地区は歴史・集いエリアとして、古墳を整備するとともに、史跡指定地の外に四阿や総合案内板を設置し、団体学習にも利用できるようになっています。
向山の自然景観にも配慮された整備がされており、気持ちのいい公園でありながら、歴史に思いをはせ、貴重な古墳群を三島の宝として後世に受け継いでいくことができる場所となっています。
平成25年春に向山古墳群公園として開園し、気軽に散策を楽しめるようになっています。公園はA、B、Cの3地区に分けて整備されており、A地区は3号墳(前方後円墳)を中心とした古墳を学習するエリア、B地区は自然を活かした整備を行い、千数百年が経った古墳の姿を見学できるエリア、またC地区は歴史・集いエリアとして、古墳を整備するとともに、史跡指定地の外に四阿や総合案内板を設置し、団体学習にも利用できるようになっています。
向山の自然景観にも配慮された整備がされており、気持ちのいい公園でありながら、歴史に思いをはせ、貴重な古墳群を三島の宝として後世に受け継いでいくことができる場所となっています。
優秀賞:「緑のセットバック…文盛堂書店&chigiri」
文盛堂書店とchigiriは、中央町に2軒並んで建っている、書店と陶器などの雑貨店です。経営者の違うまったく別の店舗であり、違う時期に建ちましたが、どちらの店舗も建物の前面を自主的に3m強セットバックして、緑の空間として解放してあります。こういった緑のうるおいある景観づくりが、他の店舗や地域にも波及することを期待して、今回の受賞が決まりました。
優秀賞:「みしまプラザホテル」
みしまプラザホテルは、大通り商店街に位置する本館、チャペル棟、ギャラリー棟からなる施設群です。本館とギャラリー棟に挟まれたチャペル棟が新築される際に、スカイラインの連続性やファサード(建物の前面)の材質の一体感を意識した整備がされ、東西に約60mという長い壁面を持ちながら、圧迫感のない建物景観となっています。また、夜間は適度な明るさの足元照明と、リズム感のある壁面照明により、雰囲気のある夜間景観を演出しています。