市長定例記者会見(平成28年2月25日)

冒頭

【冒頭】(1)防犯灯のLED化について
[環境市民部 地域安全課]
 三島市では、本年度、環境省の補助金を活用して、市内にある約7,000灯の防犯灯をLED化しました。
 これにより、まちが明るくなり、歩行者通行の安全性向上と防犯対策強化につながることを期待しています。また、二酸化炭素の排出量が10年間で約1万トンの削減が見込まれて、環境に優しいものとなっています。
 このほか、電気料金につきましても平成26年度実績の5,200万円に対して、平成28年度は2,000万円と見込んでおり、約62%の削減となる予定です。
 さらに、防災対策として、市内の指定避難所付近の24ヵ所に2灯ずつ停電時に点灯する 蓄電池付 保安灯を設置しました。
【冒頭】(2)三島市避難行動要支援者計画の改訂について
[社会福祉部 福祉総務課]
 三島市では、災害時に自力で避難することが困難である、高齢者や障がい者の方などを一覧にした避難行動要支援者名簿の整備を進め、災害弱者に対する支援体制づくりを推進しています。
 この度、地域の意見や反省点を踏まえる中で、自治会連合会 と 民生委員児童委員協議会 による合同役員会議を重ね、地域の意見を積極的に取り込み、実効性の高い取り組みとするため、昨年度策定した計画を改訂しましたので報告します。主な改定内容は、名簿に付随して、一人一人の要支援者に合わせて作成する個別支援計画に、(1)歩行状況や判断能力の確認など、災害時に、特に配慮しなければならない事項欄、(2)本人の在宅状況がわかるよう、デイサービスの利用状況欄 の2項目を新たに設けました。この様式は、他市町や国の指針と比較して、避難支援に特化した、三島市独自の様式となっています。
【冒頭】(3)三島の魅力情報誌「住むなら三島」の発行について
[企画戦略部 広報広聴課]
 この度、3月上旬に、三島の魅力を発信する新たな情報誌「住むなら三島」を発行します。
 この情報誌は、主に20代から40代前半の世代をターゲットに(1) 三島市の全国における認知度向上、(2) 三島市への移住・定住希望者の増加などの効果を図ることを目的に発行するもので、首都圏の移住センターなどで配布します。今回の情報誌は、単なるペーパーではなく(1) 三島の魅力を収録したDVDの付録、(2) WEBサイトと連携した情報掲載(3) AR(仮想現実)を活用したわかりやすく、見て楽しいコンテンツをスマホなどのICTにより、存分に三島を感じていただける内容となっています。ぜひ、三島のいいね!を見つけて、三島のファンになっていただきたいと思います。
【冒頭】(4)「電気自動車活用事例創発事業」に係る電気自動車の貸与式について
[環境市民部 環境政策課]
 このたび、日産自動車株式会社から「電気自動車活用事例創発事業」の取り組みとして三島市に電気自動車1台が三年間無償貸与されることになりました。
 この事業は、同社が電気自動車をどのように活用するか提案を募集しているもので、三島市がこれに応募したところ、企画が採択されました。今回採択された提案の内容は、電気自動車を(1)キャンドルナイトみしま など夜間に行われるイベントでの照明 や(2)冬に迷い犬・迷い猫を保護した場合の暖房器具など、電気製品の電源等として活用するものです。なお、3月10日(木)16時より三島市役所大社町別館東側(下田街道沿い)で貸与式を行います。
【冒頭】(5)三島市総合計画審議会からの市長への答申について
[企画戦略部 政策企画課]
 3月2日(水)、市長応接室にて 三島市総合計画審議会を代表して、稲田精治(いなだせいじ)会長 と 山下聖秋(やましたきよあき)副会長のお二人から、第4次三島市総合計画後期基本計画(案)の審議結果について答申を受けます。
 この答申は、三島市のまちづくりに関する最上位計画の第4次三島市総合計画前期基本計画が平成27年度で終了するため、昨年10月16日に後期基本計画(案)を総合計画審議会に諮問し、本年2月18日に全6回にわたる審議が終了したことによるものです。この度の後期基本計画の策定にあたりましては、(1)地方創生や女性の活躍推進、公共施設の老朽化対策など、新たな環境の変化や課題に的確に対応すること(2)これまでの成果を確実に踏まえ、「防災・減災」や「きずなづくり」など、従来の重点プロジェクトをさらに推進すること、(3)一層多様化する市民ニーズなどへの適切な対応に努めること などを策定方針として、全庁的に作業を進めてきました。
【冒頭】(6)災害時における遺体保全剤の供給に関する協定の締結について
[企画戦略部 危機管理課]
 3月3日(木)、市長応接室にて株式会社ビー・ハウス様と災害時に迅速に遺体保全剤を確保するための協定を締結します。
 三島市では、東日本大震災直後から地域防災計画や遺体措置計画の全面的な見直しを行うとともに、昨年11月には三島警察署、医師会、歯科医師会、葬祭業者等と遺体措置訓練を実施するなど、遺体措置の対応について検討してきました。その中で、災害時の遺体の安置については、1 人当たり2日間で10kg以上のドライアイスが必要であり、その確保は困難が予想されるため、遺体保全剤による安置を研究してきました。
 今回、株式会社ビー・ハウス様の遺体保全剤が東日本大震災で大変有効活用されたとの実績がありましたので協定を締結するものです。
【冒頭】(7)シェイクアウト訓練(市内一斉行動訓練)の実施について
[企画戦略部 危機管理課]
 3月11日(金)、初めての試みとして、「三島市シェイクアウト訓練」を市内一斉に実施します。対象者は、市内の小中学校、高校、保育園・幼稚園をはじめ、民間企業、団体・自治会、各家庭・個人などです。
 シェイクアウト訓練は、アメリカで始まった地震防災訓練で、直訳すると「地震を吹き飛ばせ」という意味になります。防災啓発提唱会議(シェイクアウト提唱会議)の認定を受け実施する訓練です。
 訓練内容は、午前10時の同報無線等による訓練開始の合図により、「地震による揺れを感じた」という想定で、その場で約1分間、安全行動である DROP(ドロップ)(まず低く)、COVER(カバー)(頭を守り)、HOLD(ホールド)-ON(オン)(動かない)を行います。その後、任意で避難、安否確認、情報収集や伝達、応急手当、水などの備蓄品確認等を実施するものです。また、同日午後2 時46 分のサイレン吹鳴によりに犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、改めて被災地の一日も早い復興を願い1 分間の黙祷を実施します。
【冒頭】(8)平成27年度地方創生「みしまやさいスイーツ等開発事業」の 開発スイーツの試食会について
[健康推進部 健康づくり課]
 3月13日(日)、楽寿園にて 箱根西麓三島野菜を使って開発した“ヘルシースイーツ”の試食会を行います。この取り組みは、地域資源を使い、産・官・学が協働してスイーツを開発することにより、地産地消を推進し、農と食による新たな健康ビジネスの創出を目的に行っているもので、2つの事業から構成されています。
(1)「学生プロジェクト事業」として、日本大学食物栄養学科 と 鈴木学園の学生のアイデアをもとに、みしまプラザホテル、グルッペ、美食工房Be-shock、コンディショニングカフェ Cafe LOHAS が協力して開発・商品化を目指しています。(2)「企業タイアップ事業」として、(株)東平商会と(株)タニタによるヘルシースイーツの開発です。完成品は4月以降、市内販売業者によって発売予定です。今回は、同日開催の「ARUKU~みしま散歩とご褒美マルシェ」にて試食会を開催し、商品化に向けご意見をいただく機会とします。
【冒頭】(9)ノルディックウオーク&アウトドアイベントA・RU・KU~みしま散歩とご褒美マルシェ~(ノルディックウオーキング全国大会)開催について
[産業振興部 商工観光課]
 3月13日(日)、楽寿園や市内のノルディックウオーキングコースにてノルディックウオーキングイベントが開催されます。(主催 三島市スポーツ・文化コミッション)三島市では、昨年12月に県内では初となるノルディックウオーキングの認定を2コース取得しました。
 今回は、市街地の認定コースである「せせらぎノルディックコース」を活用したイベント開催となります。
 当日は、ウオーキングのほか楽寿園内で各種ブースの出展やアウトドア体験イベントも実施しますので、ウオーキングをされない方も楽しめるイベントになっています。
 また、トークショーにはモデルの堂珍敦子(どうちんあつこ)さんが出演されますので、オシャレに「健幸美」を目指す女性の皆さんは必見です。参加費は無料です。また、ポールを使用してウオーキングをされる方については楽寿園の入場料が無料となります。ぜひ、多くの皆さんに参加していただきたいと思います。
【冒頭】(10)平成27年度女性まちづくり講座中間発表会の開催について
[企画戦略部 政策企画課]
 3月25日(金)、消防本部会議室にて平成27年度 女性まちづくり講座中間発表会を開催します。
 女性まちづくり講座は、三島市の政策や方針決定の場に参画したり、地域のリーダーとして活躍したりする女性を育成するための講座で、平成23年度から実施しています。
 本講座は、女性から見た身近な地域の課題を見つけ、1年目は政策作成の手法を学び、調査などの現状把握を行い、2年目は課題解決のための施策提案を作成、発表する2年間の連続講座となっています。今年度は3期生17名が受講しています。今回は、1 年目の講座のまとめとして、中間発表会を行います。
【冒頭】(11)転入転出手続きなどの臨時窓口の開設について
[環境市民部 市民課]
 年度末から年度始めに集中する、住所異動にかかる手続きの住民サービス向上のため、3月26日(土)及び4月2日(土)、三島市役所本館1階の市民課にて、臨時窓口を開設します。
 臨時窓口では、(1) 住民異動届の手続きや住民票の交付(2) 印鑑登録や印鑑登録証明書の交付(3) 戸籍の謄本・抄本の交付(4)学齢児童・生徒異動通知書の交付を行います。また、広報みしま3月15日号や市公式ホームページに転入・転出に関する特集を掲載します。

主な行事予定

【行事】(1)3月3日(木) 花づくりセミナー「花づくりのための基礎知識」の実施について
[都市整備部 水と緑の課 ガーデンシティ推進室]
 3月3日(木)、楽寿園展示場にて花づくりセミナー『花づくりのための基礎知識』を実施します。
 このセミナーは、ガーデンシティみしまの取り組みの一環として、市内自治会(町内会)の代表者を対象に行うものです。また、緑の募金事業の一環として、自治会の緑化活動の推進および市民の緑化意識向上のために行うものです。
 内容は、花の種類や育成特性、土づくりから種まき、施肥などの管理方法や病害虫の対処まで、幅広く講義を行います。現在、参加予定者は26人となっています。
【行事】(2)3月6日(日) 伊豆文学フェスティバルの開催について
[教育推進部 文化振興課]
 3月6日(日)、市民文化会館小ホールにて、伊豆文学フェスティバルが開催されます。(主催 静岡県、静岡県教育委員会、伊豆文学フェスティバル実行委員会)
 伊豆文学フェスティバルは、県内で毎年開催されている文学の祭典で、第19回目となる今回は、詩人・大岡信氏などに代表される“文学のまち”三島市での開催となります。当日は、静岡県を舞台とした公募式文学コンクール「第19 回伊豆文学賞」の表彰式と、静岡県と関わりが深い文学作品や作家をテーマとした座談会「伊豆文学塾」が行われます。
 「伊豆文学塾」では、著名人の方々が文学について分かりやすく、かつ面白くお話いただけるので、馴染みのない方にもお楽しみいただけます。
【行事】(3)3月9日(水) 平成27年度ニュープリマス市派遣研修生事業 及び麗水市派遣研修生事業の結団式について
[企画戦略部 秘書課 国際交流室]
 3月9日(水)、市役所本庁舎第1会議室にて、姉妹都市ニュープリマス市への派遣研修生として中学生 6名、高校生 1名の計7名と、友好都市麗水市への派遣研修生として中学生3名の合計10名による合同結団式を開催します。
 毎年3月に実施している、ニュープリマス市への派遣事業は、今回で通算25回目となります。
 結団式では、出発を目前に控えた派遣研修生一人一人が、派遣にあたっての抱負を語ります。
【行事】(4)3月10日(木) 三島市犯罪ゼロの日防犯活動について
[環境市民部 地域安全課]
 三島市では、市民の防犯意識の高揚を図ることを目的に、平成19年度より、3月10日を「三島市犯罪ゼロの日」と定めています。
 「三島市犯罪ゼロの日」では、青色回転灯パトロール車を活用した巡回や防犯啓発品の配布、市民自らが防犯対策をしていただくための呼びかけを毎年実施しています。
 平成27年度は、自転車盗難および振り込め詐欺を中心とした犯罪を減らすために、防犯活動を実施します。
【行事】(5)3月10日(木) 平成27年度 三島市中央婦人学級 閉講式について
[教育推進部 生涯学習課]
 3月10日(木)、市民文化会館 小ホールにて、平成27年度 三島市中央婦人学級閉講式が開催されます。
 三島市中央婦人学級は、市内の女性の教養の向上及び女性リーダーの育成を目的に、昭和41年に開設され、今年度も、272人の学級生の皆さんが、全体学習や特別学習、グループ学習等さまざまな学習に取り組みました。閉講式では、その学習成果を発表します。
【行事】(6)3月10日(木)~22日(火) 三島大通り商店街 おもしろポスター展について
[教育推進部 生涯学習課]
 3月10日(木)から22日(火)まで「三島大通り商店街 おもしろポスター展」が開催されます。(主催 みしま街づくり株式会社 代表取締役社長 柳川 武雄)
 このイベントは、参加する55店舗が思わず笑ってしまうようなポスターやおしゃれなポスターなどを大通りに展示して、来場者の投票により順位を決定するものです。ポスター展としては、県下で最大級となります。
 ポスターは、Via701の2階ギャラリーで午前10 時から午後6時まで展示されているほか、大通りの参加店舗でも見ることができます。
 また、投票いただいた方の中から抽選で3名の方に、商店街で使用できる1 万円相当の商品券をプレゼントします。商店街にお越しの際は、ぜひ ご覧いただきたいと思います。
【行事】(7)3月11日(金) 花づくり講習会「ハーブの栽培と楽しみ方」の実施について
[都市整備部 水と緑の課 ガーデンシティ推進室]
 3月11日(金)、塚原新田にある三島ハーブガーデンなどにおいて、市内在住の方や市内に通勤・通学されている方を対象に花づくり講習会『ハーブの栽培と楽しみ方』を実施します。
 生産者が実際に栽培している圃場を見学しながらハーブの栽培方法や楽しみ方を学ぶ毎年好評の講習会です。
 また、この講習会はガーデンシティみしまの取り組みと緑の募金事業の一環として行います。参加予定者は21人となっています。
【行事】(8)3月11日(金)~13日(日) 第38回静岡県東部鉢花展覧会の開催について
[産業振興部 農政課]
 3月11日(金)~13日(日)、楽寿園にて第38回静岡県東部鉢花展覧会(主催 静岡県東部鉢物研究会)が開催されます。
 この展覧会は、県東部地域で生産される鉢物を消費者の皆さんに広く紹介することにより、消費の拡大と、生産技術の改善や品質の向上などを目的に開催されるものです。
 12日(土)と13日(日)は、一般公開されます。また、両日とも先着300名に苗の無料配布が行われます。会場では、草花や鉢物アレンジの展示や栽培の相談、販売も行われますので、ぜひ、楽寿園にお越しください。
【行事】(9)3月12日(土)・13日(日) 平成27年度 三島いきいきカレッジ 展示発表会
[教育部 生涯学習課]
 3月12日(土)・13日(日)、生涯学習センターにて、三島いきいきカレッジ展示発表会 が開催されます。(主催 三島いきいきカレッジ運営委員会 運営委員長 大澤秀子(おおさわひでこ))
 三島いきいきカレッジは、学ぶ生きがい と 教える生きがいの両面を生かす、市民による市民のための講座です。本年度は、29講座に769人が受講をしました。受講した皆さんが一年間の学習成果を発表します。
 また、13日(日)午後2時から、生涯学習センター講義室にて講師および各講座の受講生代表による合同閉講式が開催されます。
【行事】(10)3月13日(日) 第13回在住外国籍市民無料生活相談会の開催について
[企画戦略部 秘書課 国際交流室]
 3月13日(日)、午後1時30分から午後4時まで、総合防災センターにて、三島市内に在住の外国籍市民を対象とした第13回 在住外国籍市民のための無料生活相談会を開催します。
 三島市では、毎週月曜日と金曜日に市民相談室にて、ポルトガル語とスペイン語の一般的な生活相談を実施しております。
 この相談会では、専門的な労働問題 や入管手続き等の生活相談により幅広く対応するとともに、スペイン語、ポルトガル語に加え、タガログ語、中国語、英語の5言語の通訳を介して行政書士に相談出来る機会を設けます。
【行事】(11)3月28日(月) 黄色い帽子・黄色いバッグの贈呈式について
[社会福祉部 子ども保育課]
 3月28日(月)、市長応接室にて明るい社会づくり運動 静岡県 三島地区協議会様から贈呈される黄色い帽子・黄色いバッグの贈呈式を行います。
 同協議会では、昭和57年協議会発足当初から、幼稚園と保育園の新入園児を対象に交通安全を願って、幼稚園児には黄色い帽子を、保育園児に黄色いバッグを贈呈してくださっています。また、この取り組みは、今年で35回目となります。
 平成28年度は、市立11幼稚園に376個の黄色い帽子、市立7保育園、民間2保育園に179個の黄色いバッグが贈呈されます。

記者会見配布資料(PDFファイル)