あんしんAEDステーション推進事業について

あんしんAEDステーション標章

三島市での設置状況等

  三島市では、平成17年度から心臓突然死の防止に効果が期待されるAED(自動体外式除細動器)を市役所や学校等の公共施設をはじめ、24時間営業のコンビニエンスストアなどこれまでに97の施設や店舗へ設置してきました。
  しかし、市内には多数の市民の皆さまが利用される民間施設や企業があることから、平成19年度から事業所等に自主的にAEDを設置していだだき、その施設を利用される方の安全確保及び施設周辺で重篤な傷病者が発生した場合、救急車到着までに設置してあるAEDを使用して救護していただくため「あんしんAEDステーション事業」を開始しました。
  「あんしんAEDステーション事業」に協力してAEDを自主設置している事業所等は120を超える施設となり、その施設の入口付近には上記のような標章プレートが掲示されております。
  上記の内容に賛同し、この事業に協力してくださる事業所があれば健康づくり課まで一報ください。

標章交付施設<事業所など>

事業の目的

 市の公共施設以外の民間施設にAED設置を促進し、従業員およびその施設を利用する市民の安全を確保する。また、AED設置施設の周辺で重篤な傷病者が発生した場合に、そのAEDを使用して救命手当を実施することにより救命率の向上を図る事業であり、もって三島市民に対する救護体制を強化するために実施します。

事業内容

 以下の3項目の要件を満たす施設にあんしんAEDステーション標章を交付し、その標章を公衆の見やすい場所に掲示することにより、AED設置場所の周知を行います。  また、AEDの設置施設を「広報みしま」や市のホームページに掲載していきます。
  • 交付要件1
      自主的にAEDを設置して、適切な保守管理を行っていること。
  • 交付要件2
      施設の中に、AEDの取扱いを含む救命講習修了者が常駐していること。
  • 交付要件3
      施設の周辺で重篤な傷病者が発生した場合には、速やかにAEDを使用しての救護協力体制がとられていること。

〈標章交付の流れ〉
  1. 事業所等が自主的にAEDを設置
  2. 従業員等が救命講習を受講
  3. 事業所等が標章の交付を申請
  4. 健康づくり課が申請内容を確認
  5. 事業所等へ交付決定通知書を送付
  6. 標章の交付

AEDの有用性

 平成16年7月1日から心臓突然死の防止と心肺停止患者の救命率向上を目的として、一般市民にAED(自動体外式除細動器)の使用が認められました。心臓突然死の原因となる致死的不整脈(心室細動)は、AEDによる電気ショックが有効で、救急車が現場に到着するまでの間に、救急現場に居合わせた人が近くにあるAEDを使用して救命手当を実施すれば、救命率の向上が期待できます。

 現在AEDが設置されている施設を、広報みしまや三島市のホームページに掲載してAEDの設置場所の周知を行います。
 また、事業所や自営業者などにも協力を呼びかけ、市民のより身近な所にAEDを設置していただき、救護体制の強化を図っていきます。

申請書ダウンロード