源兵衛川の「世界かんがい施設遺産」登録!!

11月8日に、三島市、中郷用水土地改良区、グラウンドワーク三島が連名で申請した「源兵衛川」が「世界かんがい施設遺産」に登録されました。 県内では、裾野市の深良用水に次ぐ2施設目となります。

《世界かんがい施設遺産とは》

「世界かんがい施設遺産」の詳細  「国際かんがい排水委員会(ICID、本部所在地:インド、ニューデリー)」は、かんがい排水に係る科学 的・技術的知見により、食料や繊維の供給を世界規模で強化することを目的に、1950年に設立された自発的非営利・非政府国際機関です。日本は、1951年に加盟し、日本を含めて各国が国内委員会を設置しています。現在、75の国・地域が加盟しています。
 「世界かんがい施設遺産制度(Heritage Irrigation Structures,HIS)」は、かんがいの歴史・発展を明 らかにし、理解醸成と施設の適切な保全に資することを目的に、ICIDにより2014年に創設された制度です。登録される施設は、建設から100年以上が経過し、歴史的・技術的価値のあるかんがい施設で、日本では2015年10月現在で13の施設が登録されています。    登録により、かんがい施設の持続的な活用・保全方法の蓄積、研究者・一般市民への教育機会の提供、かんがい施設の維持管理に関する意識向上に寄与するとともに、かんがい施設を核とした地域づくりに活用されることが期待されています。