ふるさとの人物ゆかりの地11 大村和吉郎(おおむらわきちろう) (平成27年2月1日号)
大村和吉郎英春は明治時代に活躍した大場村(現三島市大場)の実業家です。山林開墾や清酒醸造、また養蚕や椎茸栽培などで成功していた大村家の女婿となり、家産をさらに増やして伊豆第一の富豪とも言われました。
和吉郎は伊豆国勧業資金の制定や大場銀行の設立で産業振興に尽力したほか、大場村に小学校を設立するなど教育にも貢献しました。明治七年(一八七四)に開校した大場学舎は、大村家が提供した資材により建てられました。
和吉郎はのちに衆議院議員となり、衆議院全院委員長などを務めました。在職中の大正四年(一九一五)には正六位に叙せられましたが、同年十二月に亡くなっています。
現在、大場神社には彼の功績をたたえた顕彰碑が残されています。
▲大村和吉郎顕彰碑(大場神社)
【広報みしま 平成27年2月1日号掲載記事】
和吉郎は伊豆国勧業資金の制定や大場銀行の設立で産業振興に尽力したほか、大場村に小学校を設立するなど教育にも貢献しました。明治七年(一八七四)に開校した大場学舎は、大村家が提供した資材により建てられました。
和吉郎はのちに衆議院議員となり、衆議院全院委員長などを務めました。在職中の大正四年(一九一五)には正六位に叙せられましたが、同年十二月に亡くなっています。
現在、大場神社には彼の功績をたたえた顕彰碑が残されています。
▲大村和吉郎顕彰碑(大場神社)
【広報みしま 平成27年2月1日号掲載記事】