三島の自然8 矢立の杉 (平成23年11月1日号)
山中城本丸跡、駒形諏訪神社の裏側に周囲の木より高いスギの木があります。このスギの木は、古来武将が出陣の際、表矢を射立(いた)て、勝敗の吉凶を占ったことから「矢立のスギ」といわれています。
推定樹齢は、500年前後といわれ、市の天然記念物に指定されています。幹の周囲は3m余りの大木で、大人4人が輪になるほどの太さです。
戦国時代の大きな戦で、スギの木に多くの矢が突き刺さり、木から赤い血が流れ出たという伝説があるそうです。
箱根連山には「矢立のスギ」がほかにも2カ所あります。1つは箱根神社にある坂上田村麿(さかのうえのたむらまろ)などが表矢を献じたとされる木です。もう1つは曾我(そが)兄弟が敵討(かたきう)ちに富士へ赴く際、表矢を射立てたとされる木(現在は石碑のみ)です。
▲矢立のスギ
【広報みしま 平成23年11月1日号掲載記事】
推定樹齢は、500年前後といわれ、市の天然記念物に指定されています。幹の周囲は3m余りの大木で、大人4人が輪になるほどの太さです。
戦国時代の大きな戦で、スギの木に多くの矢が突き刺さり、木から赤い血が流れ出たという伝説があるそうです。
箱根連山には「矢立のスギ」がほかにも2カ所あります。1つは箱根神社にある坂上田村麿(さかのうえのたむらまろ)などが表矢を献じたとされる木です。もう1つは曾我(そが)兄弟が敵討(かたきう)ちに富士へ赴く際、表矢を射立てたとされる木(現在は石碑のみ)です。
▲矢立のスギ
【広報みしま 平成23年11月1日号掲載記事】