三島の自然7 耳石(みみいし)神社のイタジイ (平成23年10月1日号)
幸原にある耳石神社は耳病を治す霊験灼(れいけんあらたか)な神社として古くから知られています。今回ご紹介するのは、その御神木イタジイです。
イタジイはブナ科の常緑高木で、別名をスダジイといいます。日本の暖帯を代表する樹種の一つで、実は渋みがなく縄文の昔からアク抜き不要で食されてきました。
このイタジイは、根周り6m、幹周り4.6m、樹高約15m、樹齢約350年の大樹です。あちこちに支えを受けながらも、直径1m程の太い枝を方方(ほうぼう)に伸ばし、すっくと立っています。
戦前は神社の南方に野戦重砲兵連隊があり、砲車の響きが絶えませんでした。現在はその場所には学校が立ち並んでいます。
どんな時もじっと町を見守ってきた古い大きな木。今、その声にそっと耳を傾けてみませんか。
▲耳石神社のイシダイ
【広報みしま 平成23年10月1日号掲載記事】
イタジイはブナ科の常緑高木で、別名をスダジイといいます。日本の暖帯を代表する樹種の一つで、実は渋みがなく縄文の昔からアク抜き不要で食されてきました。
このイタジイは、根周り6m、幹周り4.6m、樹高約15m、樹齢約350年の大樹です。あちこちに支えを受けながらも、直径1m程の太い枝を方方(ほうぼう)に伸ばし、すっくと立っています。
戦前は神社の南方に野戦重砲兵連隊があり、砲車の響きが絶えませんでした。現在はその場所には学校が立ち並んでいます。
どんな時もじっと町を見守ってきた古い大きな木。今、その声にそっと耳を傾けてみませんか。
▲耳石神社のイシダイ
【広報みしま 平成23年10月1日号掲載記事】