三島の町名いまむかし1 住居表示制度と旧町名 (平成20年3月1日号)
現在私たちが使っている町名(本町、中央町、北田町など)は、昭和40年4月1日から始まった住居表示整備事業により施行された新町名です。この事業は、住所の検索などを容易にすることを目的として実施されました。
それ以前の住所は、明治初期に財産として土地を特定する目的でつけられた番号(地番)なので、検索用途などの工夫がされておらず、道路建設や宅地開発などで飛び番ができると、社会的にも多くの不都合を生じました。
しかし住居表示制度施行前の旧町名には、その土地の歴史的な背景が反映されており、例えば大中島は四ノ宮川と源兵衛川に挟まれた大きな中島という意ですが、それらが失われてしまいました。
次回からは旧町名を順次紹介していきます。
【広報みしま 平成20年3月1日号掲載記事】
それ以前の住所は、明治初期に財産として土地を特定する目的でつけられた番号(地番)なので、検索用途などの工夫がされておらず、道路建設や宅地開発などで飛び番ができると、社会的にも多くの不都合を生じました。
しかし住居表示制度施行前の旧町名には、その土地の歴史的な背景が反映されており、例えば大中島は四ノ宮川と源兵衛川に挟まれた大きな中島という意ですが、それらが失われてしまいました。
次回からは旧町名を順次紹介していきます。
【広報みしま 平成20年3月1日号掲載記事】