箱根西坂の史跡3 徳川有徳(ゆうとく)公遺蹟(いせき)碑 (平成19年4月1日号)
徳川有徳公遺蹟碑は、山中一里塚のすぐ近くにあり、兜(かぶと)石や明治天皇御小休趾(おこやすみあと) の碑とともに建っています。
徳川有徳(徳川八代将軍吉宗公)は、紀州公から将軍になるために江戸へ向かう途中、石割坂(いしわりざか)にあった茶店で休憩をとりました。その間に、店の主人が馬の世話をよくしたところ、吉宗はその心遣いに 大層喜び、自ら永楽銭(えいらくせん)を与えたといいます。それからというもの、代々の紀州公は、参勤交代の際にはこの茶店で休み、永楽銭で支払うようになったと伝えられています。またその頃から、この茶店を 「永楽茶屋」と呼ぶようになりました。
これを記念して、当地の観光開発に尽くした鈴木源内が昭和10年に建てたのが「徳川有徳公遺蹟碑」 です。
【広報みしま 平成19年4月1日号掲載記事】
徳川有徳(徳川八代将軍吉宗公)は、紀州公から将軍になるために江戸へ向かう途中、石割坂(いしわりざか)にあった茶店で休憩をとりました。その間に、店の主人が馬の世話をよくしたところ、吉宗はその心遣いに 大層喜び、自ら永楽銭(えいらくせん)を与えたといいます。それからというもの、代々の紀州公は、参勤交代の際にはこの茶店で休み、永楽銭で支払うようになったと伝えられています。またその頃から、この茶店を 「永楽茶屋」と呼ぶようになりました。
これを記念して、当地の観光開発に尽くした鈴木源内が昭和10年に建てたのが「徳川有徳公遺蹟碑」 です。
【広報みしま 平成19年4月1日号掲載記事】