三島の駅シリーズ5 東海道本線三島駅 (平成18年8月1日号)
明治22年(1889)に東海道本線が御殿場経由で開通した当初、三島駅は未設置でしたが、明治31年になってようやく長泉村に三島駅(現下土狩(しもとがり)駅)が設置されました。また豆相(ずそう)鉄道(現伊豆箱根鉄道駿豆線)も同駅が始発駅でした。
明治42年に国府津(こうづ)から小田原、熱海、三島を経由し沼津へ行くルートが計画されると同時に、熱海~函南間の丹那(たんな)盆地の下を通る丹那トンネルが計画されます。
そして昭和9年(1934)3月、着工から16年の歳月を経て総延長7,841mの丹那トンネルが完成すると、同年の12月1日、東海道本線は御殿場経由から熱海、三島経由に変更され、三島町民の念願であった新しい三島駅が現在の位置に開業します。また同時に駿豆線の始発駅も旧三島駅から新しい三島駅に変更されたのです。
【広報みしま 平成18年8月1日号掲載記事】
明治42年に国府津(こうづ)から小田原、熱海、三島を経由し沼津へ行くルートが計画されると同時に、熱海~函南間の丹那(たんな)盆地の下を通る丹那トンネルが計画されます。
そして昭和9年(1934)3月、着工から16年の歳月を経て総延長7,841mの丹那トンネルが完成すると、同年の12月1日、東海道本線は御殿場経由から熱海、三島経由に変更され、三島町民の念願であった新しい三島駅が現在の位置に開業します。また同時に駿豆線の始発駅も旧三島駅から新しい三島駅に変更されたのです。
【広報みしま 平成18年8月1日号掲載記事】