禅修行の専門道場 龍澤寺 (平成18年3月1日号)
龍澤寺(りゅうたくじ)は臨済宗妙心寺(みょうしんじ)派の寺院で、山号は円通山(えんつうざん)、三島市沢地にあり、宝暦11(1761)年9月、白隠禅師(はくいんぜんじ)により開創されました。
境内は本堂、庫裏(くり)、禅堂、経堂(きょうどう)、鐘楼(しょうろう)、不動堂、開山堂等が建ち、経堂及び山門は江戸時代の豪商白木屋(しらきや)の寄進と伝えられています。開山堂内には白隠・東嶺(とうれい)・星定(せいじょう)・玄峰(げんぽう)の四老師像が安置され、そのうち星定老師像は鏝(こて)細工の名工、入江長八の作として知られます。
明治維新の頃には「幕末の三舟」のひとり山岡鉄舟が星定老師の許(もと)に江戸から参禅しました。
毎月7のつく日には、三島市内において托鉢(たくはつ)が行われ、また接心(せっしん)と呼ばれる修業期間中は境内への立ち入りが一切禁止となります。
毎年11月23日には所蔵品の虫干しを兼ねた「観楓祭(かんぷうさい)」が行われ、多くの人が寺を訪れます。
【広報みしま 平成18年3月1日号掲載記事】
境内は本堂、庫裏(くり)、禅堂、経堂(きょうどう)、鐘楼(しょうろう)、不動堂、開山堂等が建ち、経堂及び山門は江戸時代の豪商白木屋(しらきや)の寄進と伝えられています。開山堂内には白隠・東嶺(とうれい)・星定(せいじょう)・玄峰(げんぽう)の四老師像が安置され、そのうち星定老師像は鏝(こて)細工の名工、入江長八の作として知られます。
明治維新の頃には「幕末の三舟」のひとり山岡鉄舟が星定老師の許(もと)に江戸から参禅しました。
毎月7のつく日には、三島市内において托鉢(たくはつ)が行われ、また接心(せっしん)と呼ばれる修業期間中は境内への立ち入りが一切禁止となります。
毎年11月23日には所蔵品の虫干しを兼ねた「観楓祭(かんぷうさい)」が行われ、多くの人が寺を訪れます。
【広報みしま 平成18年3月1日号掲載記事】