市民活動センターのWi-Fiを使ってこんな活動ができました!~vol2 就労支援ネットワーク三島~
今回のWi-Fi使用目的
就労支援ネットワーク三島では、障害のある方の就労を支援するジョブコーチの研修や、障害のある方を雇っている事業所の相談などをオンラインで行っています。今回は就労支援ネットワークの各拠点の代表者やジョブコーチとして活動を希望する方、障害のある方を雇っている事業所の労務管理担当者など、45名がWEB上に集まり、研修を行いました。この研修に参加するためWi-Fiを使用しました。
今回の活動について
(1)今回の具体的な活動内容を教えてください
今回は午前中に「静岡県ジョブコーチの説明・事例について」というテーマで講義、午後に午前中に話した事例についてグループワークを行いました。グループワークは事前に割り振られたグループに分かれ、別々のWEBミーティングの部屋にて行った上、再度全員で集合し発表を行いました。
(2)活動時の雰囲気は?
午前中は講義形式だったため、話者以外はミュート、質問の際は手上げ形式としました。午後は7グループに分かれて、実際に発生している幾つかの課題について話し合い、最後に全体で各グループからの報告を共有しました。
(3)Wi-Fiを使ってみた感想はいかがでしたか?また、今後も使ってみたいと思いますか?
普段から活動センターのWi-Fiを使っており、今回も問題なく接続できました。近辺に会議室とWi-Fi環境の両方が揃っていて会議形式を維持しながらつながれる施設は貴重で、多くの活動をオンラインで行っているため、今後もぜひ使っていきたいと思います。
今後の活動について
従来の活動からネットでの活動への転換可能性についてお聞かせください(こんな事ができそう、こんな事が便利になりそうなど)
就労支援ネットワーク三島は、コロナ禍の前からオンラインミーティングを活用してきましたが、今年からすべての代表者会議や研修をオンラインで行うようになりました。静岡県下には就労支援ネットワークの拠点が7つありますが、それぞれが遠方にあるため、直接会わずに気軽にやり取りできるのはとても便利です。また、同じ区域内のジョブコーチ間でも連絡に使用しています。例えば就労支援ネットワーク三島では、伊東市や下田市、小山町など、広い範囲をカバーしているため、移動時間をとらないオンラインミーティングは便利です。また、電話とは違い映像や資料のリアルタイムな共有も可能なため、ジョブコーチが作成した治具(障害がある方が使用しやすいように改良、作成された道具)を紹介したり、作成方法を共有したりすることができます。他にも遠隔地にある似たような職場で起きた問題を共有しアドバイスをしあったり、ジョブコーチとして経験を積んでいる人から指導してもらえる機会も増えています。
障害のある方を雇用している事業者さんともやり取りする際、以前は直接会うために、アポイントメントをとった後、相手方で合う場合は先方に場所や人(時間)をとってもらう手間、こちら側で合う場合は先方に出張に係る経費や手続きと人(時間)をとってもらう手間がそれぞれかかってしまうことが心苦しかったですが、オンラインミーティングを導入後はそういった手間や費用が発生せず、むしろ参加しやすくなったことで参加者が増え、活発にやり取りができるようになりました。
顔を合わせることにより名刺交換ができたり、話が盛り上がったりといった利点があったり、障害がある方相手の面談はやはり直接会って話すことが必要だったりと、オンラインにはない対面でのコミュニケーションでなければできないこともありますが、資料やスケジュール表などを画面共有しながら話ができること、遠隔地でもいつでも密なコミュニケーションが取れ、相手の表情を見て「困っているな」とか「ほっとしているな」とかを判断できることなどは、オンラインミーティングの大きな強みであると思います。
その他団体PR等
正式名称は、しずおか障害者就労支援ネットワーク・三島で、静岡県オリジナルの委託事業です。県の予算の範囲での活動なので、ご利用は無料で、どなたからでも申し込むことが出来ます。まずはご相談ください。就労されることを目指すだけではなく、安定して少しでも長く働けるように、事業所とご本人の間に立って双方の支援をします。実際の就労現場を訪問させていただくことで解決策を模索します。さらに障害者雇用で起こりがちな課題、困難な課題を経験したジョブコーチ同士で共有し、さらなるジョブコーチのスキルアップを日々求め、研修を積んでいます。