市長定例記者会見(令和3年11月26日)

冒頭



【冒頭】(1)「三島市スマホ・タブレットキャラバン隊」の結成について
[健康推進部 地域包括ケア推進課]
 12月15日(水)午前9時30分から、市役所応接室にて、「三島市スマホ・タブレットキャラバン隊」の結成式を行います。
 この「三島市スマホ・タブレットキャラバン隊」は、ICTの活用に 苦手意識を持つ方が多い シニアを対象に、身近な仲間づくりや 介護予防にICTを取り入れ、高齢者の健康寿命延伸を目指すとともに、三島市全体のデジタル化の取り組みをさらに加速させるために 今回初めて結成したものです。
 キャラバン隊員は全員がシニア世代で、今回の結成式には、講師1名とアシスタント9名が出席する予定です。
 今後は、地域で活動する 住民主体の「通いの場」の団体などを対象に活動してまいります。
【冒頭】(2)「通いの場マップ」の発行について
[健康推進部 地域包括ケア推進課]
 本市ではこのたび、市内全域の「通いの場」を1枚のマップにまとめた「通いの場マップ」を発行いたしました。
 通いの場の活動は、介護予防やフレイル予防、生きがいづくりに繋がるもので、高齢者がいつまでも元気に過ごすための重要な活動のひとつです。
 三島市の高齢者人口に対する「通いの場」参加率は、16.5%となっており、静岡県下で第4位となっています。今回作成した「通いの場マップ」には、132 の通いの場と45 のシニアクラブを掲載しています。
 これまで参加していなかった方も、興味のある所を探して 気軽にご参加いただくことで、参加率のさらなる向上を目指して参ります。
【冒頭】(3)「令和3年度三島市総合防災訓練」の実施について
[企画戦略部 危機管理課]
 12月5日(日)、突発的な大地震による大規模な災害が発生したことを想定し、三島市総合防災訓練を実施します。
 今年の訓練は、市役所本庁舎駐車場と 総合防災センターを会場とする「啓発・体験ブース」と災害時に実際に使用する施設を会場とする「個別訓練」に分けて実施します。
 「啓発・体験ブース」では、小型ドローン操縦体験、地震体験車など、来場者が体験できるブースのほか、 陸上自衛隊や消防署の緊急車両の展示ブースなど22 ブースで行います。
 また、「個別訓練」は、訓練ごとに実施日時や会場は異なりますが、実災害に備え、関係機関との連携強化及び市役所各課の災害時における緊急業務の習熟を目的に14 訓練を実施します。
 なお、5日(日)に実施する主な訓練は、避難所開設訓練、遺体措置訓練、福祉避難所開設訓練、ボランティアセンター開設訓練、滞留旅客避難誘導訓練などとなります。
【冒頭】(4)広報みしま「高校3年生向け特別号」の発行について
[企画戦略部 広報情報課]
 このたび、本市における初めての取り組みといたしまして、高校3年生を対象にした「広報みしま特別号」を 発行することといたしました。
 これは、卒業を前にした高校3 年生に改めて「ふるさと」について考えるきっかけとしていただくとともに、若いうちからの郷土愛やシビックプライドの醸成を目的として発行するものです。
 発行する特別号は、三島の「なぜ?」を紹介するページをはじめ、地元で活動している方やUターンしてきた方の紹介ページ、東京の大学へ通学している現役大学生の紹介ページなどで構成しています。
 なお、この特別号は12月10日(金)に県東部・伊豆地区の5 市1 町に在席している高校3 年生約6,000人に学校を通じて配布していただきます。
【冒頭】(5)「未来レター ~10 年後のわたしへ~」の実施について
[企画戦略部 広報情報課]
 本市は、今年で市制施行80周年を迎える節目の年です。このたび、記念事業の一環として、10年後の自分あてに手紙を出す「未来レター」事業を実施することといたしました。
 これは、新型コロナウイルスの影響により、全国各地で各種の事業やイベントが中止となってしまった中で、この事業を通じて、未来や将来について前向きに考え、明るい希望を持つとともに、手紙を書く現在、そして手紙が届く10 年後に、自分自身や三島について改めて考えるきっかけとしていただくことを目的として実施するものです。
 市の公共施設(6カ所)で配布する専用の様式を使って10年後の自分あてに手紙を書き、100円切手を貼付して専用の回収箱に投函していただきますと、2032 年1 月に郵送でご自宅にお届けする仕組みとなっています。
 専用用紙の配布と回収箱の設置期間は、12月17日(金)から来年2月4日(金)までとなっています。
 なお、設置初日となる12月17日(金)午前11時から市役所本館 玄関ロビーの「未来レター ブース」前にて キックオフセレモニーを開催します。
【冒頭】(6)令和4年版 三島市民カレンダーの発行について
[企画戦略部 広報情報課]
 このたび、令和4年版の三島市民カレンダーが完成いたしました。  市民カレンダーは、その年の主な事業やお知らせなどを掲載し、市民の皆様の生活に役立てていただくことを目的として昭和42年から発行を続け、今年で56年目を迎えます。
 カレンダーの掲載写真のテーマは、「みつけた!三島の“いいね”」といたしました。  広報みしま7月1日号で公募を行い、その結果、市内外から200点の作品をお寄せいただき、選定させていただきました。
 応募していただいた作品は、どれもお薦めの自然や風景など 四季折々の作品で、ふるさと三島を印象づける作品となっています。
 なお、完成した市民カレンダーは、自治会・町内会を通じて、広報みしま12月1日号と一緒にお配りするほか、生涯学習センターや市立公民館などの公共施設でお渡しします。
【冒頭】(7)野生イノシシの豚熱(CSF)感染確認に伴う緊急対策について
[産業文化部 農政課]
 11月12日(金)、三島市佐野にて、野生イノシシの豚熱(CSF)感染が確認されました。県内で326 例目、市内では初めての感染確認となります。今回は野生イノシシへの感染であり、市内養豚場での感染確認はされておりません。
 市内においては、これまで 静岡県、市鳥獣被害対策実施隊並びに 猟友会、養豚農家等と連携し、野生イノシシの駆除、野生イノシシを対象とした野外での経口ワクチンの散布をはじめ、養豚場での豚熱予防注射 及び 消毒の実施、豚舎周辺へのワイヤーメッシュ(網)の設置による防除などを行ってきました。
 しかし、今回の感染確認を受け、豚熱個体捕獲地近辺へのくくり罠の重点設置、猟友会への くくり罠用ワイヤーセット40組 及び 豚熱検査キット 約50セット の緊急追加配布を行いました。  
 また、11 月29 日に予定している経口ワクチン散布を従来予定していた数より増加して行います。
 豚熱は 豚及びイノシシ特有のウイルス性疾病であり、人には感染しません。引き続き関係各位の皆さんの協力により感染拡大の防止、正確な情報提供に努めてまいりますので 根拠のない噂や情報により 混乱することがないよう 協力をお願いします。
【冒頭】(8)戸籍謄抄本・戸籍の附票の写しのコンビニ交付サービスの開始について
[環境市民部 市民課]
 三島市では、12月1日(水)から、マイナンバーカードを利用して、マルチコピー機を設置済の全国のコンビニエンスストアで住民票の写し等の証明書が取得できる「コンビニ交付サービス」につきまして、新たに戸籍謄抄本 と 戸籍の附票の写し の発行をサービスメニューに追加することといたしました。
 土曜日・日曜日・祝日を含む毎日早朝(午前6 時30 分)から深夜(午後11 時)まで、簡単なタッチパネルの操作で取得できるようになります。
 ぜひ、ご利用いただきたいと思います。

主な行事予定

【行事】(1)バリアフリー教室の開催について
[計画まちづくり部 都市計画課]
 12月9日(木)午前10時20分から北小学校にて バリアフリー教室を開催します。  
 この事業は、市と静岡運輸支局、三島市社会福祉協議会との共催で開催するもので、車いすや ノンステップバスの乗車体験、障害のある方からの体験談を聞くことなどを通じて、子どもたちがバリアフリーに関心を持ち、日頃から身体に障害のある方等への配慮や理解を深めてもらうために実施するものです。  
 当日は3年生の児童が参加して、日常生活におけるバリアとは何かを知り、バリアフリーに関する理解と関心を深めます。
 本事業を通じまして、様々なバリアを解消する整備を進めるとともに、誰もが ごく自然に障害のある方をサポートできる「心のバリアフリー」社会の実現を目指してまいります。
【行事】(2)三島市制80周年・文化会館開館30周年記念「三島せせらぎ音楽祭」の開催について
[産業文化部 文化振興課]
 この冬、日本のクラシック界を代表する音楽家が三島に集結し、三島市で活動する吹奏楽団や音楽を愛好する市民・団体と協働でつくりあげる「三島せせらぎ音楽祭」が開催されます。
 この音楽祭は、「音楽でつながる、三島へつなげる」をテーマとして、12月11日(土)と16日(木)には「吹奏楽クリニック」、1月14日(金)と15日(土)には「訪問コンサート」、1月16日(日)には 「YouYou せせらぎコンサート」を実施します。
 上質なクラシック音楽に浸り、音楽でつながる時間をお楽しみください。
【行事】(3)年末の交通安全県民運動について
[環境市民部 地域協働・安全課]
 12月15日(水)から31日(金)までの17日間、年末の交通安全県民運動が展開されることに伴い、初日にあたる15日(水)午前7時30分から市役所前や主要交差点、通学路など 市内各所で「一斉街頭広報」を行います。
 市役所前では、街頭にて のぼり旗をもち、ドライバーや歩行者へ安全の呼びかけをします。
 また、県下一斉の「飲酒運転等危険運転防止の日」である12月17日(金)には、「飲酒運転撲滅・“ピカッと作戦”」として、本町や三島広小路駅周辺の飲食店を訪れて、店内での飲酒運転撲滅のポスター掲示や歩行者へ反射材の着用を呼びかけしていただくよう依頼いたします。
 なお、この活動は、三島警察署、交通安全協会などの交通安全団体との協働で実施をしてまいります。
【行事】(4)「文芸三島」第44号の発行及び入賞者表彰式について
[産業文化部 文化振興課]
 12月16日(木)午後1時30分から市民生涯学習センター講義室にて「文芸三島」第44号入賞者表彰式を開催します。
 「文芸三島」は、文芸活動に関心をもつ市民の皆さんの作品を掲載した文芸誌で、昭和53年度に創刊して以来、今年で44回目の発刊となります。
 小説、文芸評論、随筆、詩、短歌、俳句、川柳、はめ字文の 8部門からなり、計248作品の応募がありました。
 なお、翌12月17日(金)から文化振興課や図書館、協力書店などで販売します。
【行事】(5)「国土交通省国土地理院による市職員研修会」の開催について
[計画まちづくり部 都市計画課]
 12月21日(火)午前10時から、市役所中央町別館 第1会議室にて市職員を対象に 国土交通省国土地理院職員による「地理空間情報の活用方法を学ぶ研修会」を開催します。
 この研修会は、令和3年7月に熱海市伊豆山で発生した土石流災害を受け、11月9日に国土交通省国土地理院と締結した「地理空間情報の活用促進のための協力に関する協定」に基づき実施するものです。
 本市といたしましても、市職員が地理空間情報を活用することにより、今後想定される南海トラフ地震などをはじめとする災害時において、迅速かつ的確な行動を取ることが可能となってまいります。

記者会見配布資料(PDFファイル)