バスクリンのお風呂博士に聞く!健康に役立つ「お風呂のコツ」(その7)
水道課では、スマートウエルネスの一環として『みしま風呂ジェクト~なみなみ情報発信~』を推進中です。
株式会社バスクリンの「チームお風呂博士」随一のベテラン、つくば研究所フェローの石澤太市さんに
今回は、「眠りが浅くて寝覚めが良くないときの入浴方法」について伺いました。
Q 質の良い睡眠をとるには入浴が大切だと聞きますが、睡眠と入浴の関係を教えてください。
入浴後の気分状態と体温の変化は、睡眠に影響します。入浴による適度な体温の上昇や浮力作用により、心身の緊張は緩和しリラックスすることが出来ます。
また、大切なのは、寝る前に体の深部体温がグッと下がること。体温が下がることで眠気が引き起こされます。入浴後には、手足など末梢部の血管が拡張することで熱が放散されやすい体になり、体温の下降が始まることで、睡眠に好影響を及ぼします。特に末梢部の血行が悪い冷え性の方は、入浴で体温を上げることが睡眠に効果的と言えます。
また、大切なのは、寝る前に体の深部体温がグッと下がること。体温が下がることで眠気が引き起こされます。入浴後には、手足など末梢部の血管が拡張することで熱が放散されやすい体になり、体温の下降が始まることで、睡眠に好影響を及ぼします。特に末梢部の血行が悪い冷え性の方は、入浴で体温を上げることが睡眠に効果的と言えます。
Q 良い睡眠のための入浴方法は?
入浴するときは3つのことを気を付けましょう。
熱いお湯での入浴や長すぎる入浴は、交感神経が優位となり覚醒感が高まります。また、体への負荷も高まるために注意が必要です。その日の体調に合わせて、温度や時間を調整することが大切です。
- 湯の温度は約39~40℃……少しぬるめの湯の方が、副交感神経が優位になりリラックスできます
- 入浴の時間は約10分……体温を程よく上昇させることができる時間です
- 入浴は、就寝の90~120分前に……熱の放散によって深部体温が下がり、眠気が引き起こされるまでの時間です
熱いお湯での入浴や長すぎる入浴は、交感神経が優位となり覚醒感が高まります。また、体への負荷も高まるために注意が必要です。その日の体調に合わせて、温度や時間を調整することが大切です。
Q 入浴後、寝るまでのおすすめの過ごし方はありますか?
入浴後、出来る限りリラックスできる環境で過ごすことです。スマホなどのブルーライトを長時間見ていると、交感神経が優位となり覚醒状態になってしまいます。就寝前の自律神経の乱れは、睡眠にも影響を及ぼし翌朝の目覚めにも悪影響を及ぼします。入浴後は部屋の温度や湿度の環境を整え、強い光や大きな音を避ける等、快適に過ごすことが大切です。
Q 忙しくて、入浴時間が取れないときはどうしたらいいですか?
忙しい時こそ、湯船につかるべきです。仕事の効率を上げたいなら、入浴時間を惜しむことはお勧め出来ません。シャワーは、体の洗浄が主目的となり体温を十分に上げることはできません。湯船に浸かることで、血行が促進され気分が癒されることから心身の疲労回復につながります。翌朝の起床時の意欲が高くなり(下図)、数十分の入浴時間を取り戻すぐらい効果があるはずです。
また、短時間で入浴を済ませたい場合は、入浴剤を使用するのも効果的です。例えば、炭酸ガス系入浴剤を使用することで、入浴によって得られる温浴効果を高めます。また自身の生活に適した入浴剤を選ぶことでさらに快適なバスタイムを過ごすことができます。
出典:(株)バスクリンWEBサイト
また、短時間で入浴を済ませたい場合は、入浴剤を使用するのも効果的です。例えば、炭酸ガス系入浴剤を使用することで、入浴によって得られる温浴効果を高めます。また自身の生活に適した入浴剤を選ぶことでさらに快適なバスタイムを過ごすことができます。
出典:(株)バスクリンWEBサイト