推し絵本の紹介(0、1歳から)その2

ぎゅうぎゅうぎゅう(おーなり由子 文 はたこうしろう 絵 講談社)

ぎゅうぎゅうぎゅう

赤ちゃんの小さな手とおかあさんの手が「ぎゅう」、くまさんと「ぎゅう」。「ぎゅう」すると、みんな楽しく笑顔になります。

赤ちゃんとのスキンシップの楽しさと大切さが伝わってきます。

赤ちゃんと「ぎゅう」して楽しく幸せな時間を過ごせることでしょう。

こんにちは(わたなべしげお 文 おおともやすお 絵 福音館書店)

こんにちは

こぐまが、花・すずめ・ねこ…と出会うものたちに「こんにちは」とあいさつを繰り返していきます。

最後はおとうさんに「やあ、こんにちは」とだっこされて終わります。

親しみのあるやさしい絵で描かれています。

きんぎょがにげた(五味太郎 作 福音館書店)

きんぎょがにげた

きんぎょ鉢から、きんぎょが逃げ出しました。

さあ、どこに行ったのでしょう?

カーテンやお花、いちごやおもちゃにまぎれて隠れるきんぎょを、親子で一緒に探してみましょう。

最後に、きんぎょが「もう、にげないよ」といった先は…。

くりんくりんごーごー(佐々木マキ 作 福音館書店)

くりんくりん

クマがくりんくりんと、一輪車に乗ってやってきて、くりんくりんと行ってしまいました。

次は、ライオンがどるんどるんと、オートバイでやってきました。

次から次にいろいろな楽しい音を立て、乗り物と動物たちがやってきます。

擬音が大好きな赤ちゃんのために作られた楽しい絵本です。

いぬがいっぱい(グレース・スカール 作 福音館書店)

いぬがいっばい

“おりこうないぬ”にはじまり、1ページごとにいろいろな犬が登場します。

そして最後に、今までの犬が勢揃いしてみんな一緒に「わんわん」。

リズミカルな繰り返しや、やさしい色使いながら輪郭のはっきりしたわかりやすい絵が楽しめます。


みーせーて(スギヤマカナヨ 著 アリス館)

みーせーて

「みーせーて」合せた両手の中にはチリチリンといい音がするもの、

くすぐったいもの、いい匂いがするもの、何が入っているのかな?

「いーいーよ」手を開くといろいろなものがかくれています。

子どもたちがよく遊んでいる手の中にものを隠す遊びを絵本で楽しめます。

なーんだなんだ(カズコ G・ストーン 作 童心社)

なーんだなんだ

「なーんだ なんだ」と読み始めると、赤ちゃんたちは本を見つめます。

「なーんだ なんだ」をリズムに合わせて繰り返し、ゆっくり顔を出したパンダがでてきた後、大きな腕の中に子どものパンダがいます。

赤ちゃんは自分とそっくりのパンダにうれしくなることでしょう。

ねないこ だれだ(せなけいこ 作 福音館書店)

ねないこだれだ

時計が鳴ります。ぼん、ぼん、ぼん…。

こんな時間に起きているのは誰だ?

子どもたちのまだ寝たくない気持ちをそっと認めながら、夜の暗闇の世界と静けさへの興味を満たしながら眠りを誘う絵本です。

色合いのやわらかな切り絵で、おばけの世界を表現しています。

だれかしら(多田ヒロシ 作 文化出版局)

だれかしら

ドアの窓から見えるのは、だれかしら?窓からは耳が見えたり、花が見えたりしています。

わくわくしながらページをめくるとかわいい動物たちがプレゼントを持って登場します。

最後はみんな揃って誕生日をお祝いします。

大好きな誕生日が待ち遠しい子どもたちは何度読んでも楽しめます。


ちょうちょうひらひら(まどみちお 文 にしまきかやこ 絵 こぐま社)

ちょうちょひらひら

春風にのって、ちょうちょうがひらひら。うさちゃんにとまって、うさちゃんがうふふ…。

ちょうちょうひらひら、ぞうさんにもとまるかな?

もしもちょうちょうがとまってくれたら、とってもうれしいけど、でもくすぐったいかなぁ?

子どもたちのくすくす笑いが聞こえてくるようです。