日本百名城 山中城 登城・見学地図 ツツジ、そして富士山がお待ちしています!

 山中城は戦国時代末の山城で、土塁と堀で構成され、天守閣や石垣がないということが大きな特徴です。昭和48年から行った発掘調査と復元整備は、戦国時代の山城としては先駆的な整備事例で、昭和56年の一般開放以来、多くの人に憩いの場として親しまれています。  山中城は平成18年、日本百名城に選ばれました。天気が良い日には障子堀越しに富士山が見られます。  なお、障子堀は上から見ると障子の桟のように見えるからではなく、空堀の中に衝立障子のような掘り残し(障壁)があるから名付けられました。一列の畝堀も障子堀です。

《北条流築城術の粋 障子堀と畝堀》


西櫓東側の障子堀と富士山

西櫓南側の畝堀

《見学地図とアクセス》

 詳しくは、登城用見学地図をご覧ください。登城用見学地図
 登城時の参考に、「山中城の地形図 空撮写真」のHPも併せてご覧下さい。
百名城スタンプ、案内マップは売店外側にあります。365日、24時間利用可。
御城印は売店内で絶賛発売中。300円、月曜休み 10時~16時
【見学コース】
 90分~120分 西櫓・障子堀~本丸~岱崎出丸
 45分~60分  西櫓・障子堀~本丸

 411-0011
 三島市山中新田410-4他

【交通アクセス】
 バス   三島駅南口から東海バス「元箱根港行き」乗車約30分。「山中城跡」下車
      運行間隔1時間に1本(帰りのバス時間にご注意下さい)。
 自動車  国道1号を箱根方面に、市内中心部から約25分。無料駐車場有

《花木の見ごろ》

 国の指定史跡である山中城には、春から晩秋にかけていろいろな花木が咲きます。また三島市は平成25年度から、傷みの目立つ西櫓(にしやぐら)、西ノ丸、元西櫓、二ノ丸を再整備し、開園した昭和56年当時の復元状況に戻しました。「山中城 開花まっぷ」のHPも併せてご覧下さい。
 
  《山中城で咲く花木》
  4月 染井吉野、大島桜、ミツバツツジ、山吹、ハクモクレン、馬酔木、八重桜(4月中旬~)
  5月 ツツジ・フジ(4月下旬~5月上旬)、アヤメ、キショウブ(~8月中旬)
  6月 サツキ(5月中旬~6月上旬)、ヤマボウシ(5月末~6月上旬)、アジサイ(~7月中旬)
  7月 夏ツバキ、ネムノキ
  9月 ススキ、彼岸花
  11月 モミジ

《山中城の位置》