日本百名城 山中城の地形図 等高線図 空撮写真 登城・見学地図と併せてご覧下さい!
山中城は箱根山西麓に築城された戦国時代末の山城で、土塁と堀で構成されており、石垣と水堀がないということが大きな特徴です。昭和48年から行った発掘調査と復元整備は、戦国時代の山城としては先駆的な整備事例で、昭和56年、三島市制40周年に合わせて史跡公園として一般開放、以来、多くの人に憩いの場として親しまれています。
天気が良い日には障子堀越しに富士山が見られますので、皆さま方のご登城、心より御願い申し上げ奉ります。登城時の参考に、「山中城 開花まっぷ」のHPも併せてご覧下さい。
山中城跡の新型コロナウイルス対策について
【令和3年9月30日時点】
緊急事態宣言が解除されたため、売店は通常営業します。
史跡山中城跡(日本百名城)
岱崎出丸の空撮(北から) |
奥から西櫓、西ノ丸、元西櫓の空撮(東から) |
山中城は箱根山西麓の標高540m(岱崎出丸)~580m(西ノ丸)の尾根上に、小田原に本城を置く後北条氏により築城された戦国時代末の山城です。山中城のある伊豆地方北部は、甲斐の武田氏、駿河の今川氏と国境を接しており、山中城は後北条氏にとって西方防御の要の地でした。城内に街道を通していることから、関所としての機能もあります。天正18年(1590)3月29日、約7万の豊臣軍の総攻撃をうけ、約4千の北条勢は必死に防戦しましたが、多勢に無勢、1日で落城しました。
城の範囲は東西約500m、南北約1,000mで、西櫓からは御殿場・裾野方面が、岱崎出丸からは三島・駿河湾が一望に見渡せます。
【見学コース】
90分~120分 西櫓・障子堀~本丸~岱崎出丸
45分~60分 西櫓・障子堀~本丸
《地形図と交通アクセス》
山中城の地形図
登城時の参考に、「山中城 登城・見学地図」のHPも併せてご覧下さい。
411-0011
三島市山中新田410-4他
【交通アクセス】
バス 三島駅南口から沼津登山東海バス「元箱根港行き」乗車約30分。「山中城跡」下車
運行間隔1時間に1本(帰りのバス時間にご注意下さい)。往復割引有
自動車 国道1号を箱根方面に、市内中心部から約25分。無料駐車場有
《花木の見ごろ》
国の指定史跡である山中城には、春から晩秋にかけていろいろな花木が咲きます。また三島市は平成25年度から、傷みの目立つ西櫓(にしやぐら)、西ノ丸、元西櫓、二ノ丸を再整備し、開園した昭和56年当時の復元状況に戻しました。「山中城 開花まっぷ」のHPも併せてご覧下さい。
《山中城で咲く花木》
4月 染井吉野、大島桜、ミツバツツジ、山吹、ハクモクレン、馬酔木、八重桜(4月中旬~)
5月 ツツジ・フジ(4月下旬~5月中旬)、アヤメ、キショウブ、スイレン(~8月中旬)
6月 サツキ(5月中旬~6月上旬)、ヤマボウシ(5月末~6月上旬)、アジサイ(~7月中旬)
7月 夏ツバキ、ネムノキ
9月 ススキ、彼岸花
11月 モミジ