撰時抄 日蓮筆 (せんじしょう にちれんひつ)


日蓮の著作の中で三番目の長編で真筆本5巻よりなる。本書の著作期は、蒙古襲来など世情不安の時であり、撰時とは時を選ぶ事であり、まさに今こそ法華経を広める好期であると主張する。本書は訂正の部分が多く日蓮上人の苦心が窺われる。


国指定文化財(重文
(書跡))
昭和27年7月19日指定
所在地 玉沢
所有者・管理者 妙法華寺