紙本著色白隠自画像(しほんちゃくしょく はくいんじがぞう)


白隠は沼津市原に生まれ、臨済宗中興の祖と言われる名僧である。師は宝暦 11年(1761)沢地に龍沢寺を建立、禅修行の場とした。自画像は白隠が没する前年の明和 3年(1766)に描かれ、椅子に座る自身を大胆な曲線と美しい色彩で表し、傑作の一つである。


県指定文化財(絵画)
昭和45年6月2日指定
所在地 沢地
所有者・管理者 龍澤寺