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「豆州伊豆佐野村」絵図
「豆州伊豆佐野村」絵図(ずしゅういずさのむら えず)
元禄 11年(1698)に作製されたものである。和紙に淡彩で山なみや川、道、水田、畑に加え、神社や寺院、民家などが描かれている。絵図上方には 「相模」 、下方に 「駿河」 、図内に 「境川」(現大場川) 「山道」 、「みるめ大明神」 、「耕月寺」 「庚申堂」 にそれぞれ記され、江戸時代初期の伊豆佐野村のようすが描かれている。また、絵図周辺に相模や駿河の国名が記されていることから、伊豆佐野村が伊豆の北端の村だったことが理解できる。
市指定文化財(歴史資料)
平成12年3月1日指定