経王山 妙法華寺伽藍 (大書院・本堂・祖師堂・奥書院・中門・忠霊殿) (みょうほっけじのがらん(だいしょいん、ほんどう、そしどう、おくしょいん、ちゅうもん、ちゅうれいでん))
現在の境内も1万3千余坪に及び荘厳な伽藍を形成しているが、寛政3年(1791)の火災でほとんど焼失し、鐘楼堂以外は火災後、文政2年~3年(1819~20)にかけて再建されたものである。
鐘楼堂は明和9年(1772)鎌倉から移転したものであるが、昭和54年12月三島市文化財に指定されている。
庫裡は県下の庫裡の中でも、もっとも完備した姿で残っており、昭和41年2月三島市文化財に指定されている。
なお、奥書院は駿府城内お万の方の居間を移したものである。
県内で近世寺院建築が伽藍を形成して現存する例はきわめて少なく、江戸時代末期の建築物の構成・手法を知る上で貴重である。
市指定文化財(建造物)
平成15年5月8日指定
平成15年5月8日指定
所在地 | 玉沢 |
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所有者・管理者 | 妙法華寺 |