三島市は食育推進都市宣言を行いました

　食生活の乱れ等、健康への影響に加え、食を大切にする心が失われつつあることから、市民一人ひとりが食育を推進し、健全な食生活を営むなど、食育基本条例で定めた基本理念や基本的施策を市、市民、事業者等が協働し、全市的な活動として進めていくことを決意するものです。

（食育に必要なこと）

• 市民一人ひとりが食育を推進し、健全な食生活を営む
• 子どもの豊かな人間性を育むため、食を通じての家族とのふれあいの場や、礼儀作法を学ぶ機会を設ける。
• 安心・安全な食料の確保のための地産地消の推進
• 環境に配慮した食生活を実践し、伝統的な食文化及び良好な環境を次世代に引き継ぐ

食育推進都市宣言

　三島市民は、富士山麓や箱根西麓に広がる豊かな自然や風土に培われた食の恵みを享受し、郷土の食文化を守り育ててきました。
　しかし、食生活の乱れや食の安全上の問題などにより健康への影響が生じており、また、食に感謝し、これを大切にする心が失われつつあります。
　今、市民一人一人が食育を推進し、健全な食生活を営むことが求められています。特に、子どもの豊かな人間性をはぐくむため、家庭の重要性を認識し、食を通じて、家族との触れ合いの場や礼儀作法を学ぶ機会を設けるように努めていくことが大切です。また、安心して消費できる安全な食料の確保のために地産地消を推進するとともに、環境に配慮した食生活を実践し、伝統的な食文化及び良好な環境を次世代に引き継いでいくことが必要です。 　
　よって、本市は、市民が食を通じて健康で文化的な生活を送ることができるよう、食育を市民、事業者等と協働し、全市的な活動として推進することを決意し、ここに三島市を「食育推進都市」とすることを宣言します。

平成21年3月17日
食育推進都市宣言（印刷用：ＰＤＦ形式）はこちら

　食育推進都市宣言は全国でも珍しく、静岡県内の自治体では初めてとなります。