市長定例記者会見(令和5年6月23日)

冒頭

【冒頭】(1)中国麗水市人民政府代表訪問団の三島市訪問について
[環境市民部 地域協働・安全課 国際交流室]
 7月4日(火)と5日(水)の二日間、友好都市である中国麗水市の呉 舜澤(ウー シュンザ)市長を団長とした公式訪問団が本市にお越しになります。
 三島市と麗水市とは、1997年に友好都市提携を行って以来、青少年の相互派遣やコロナ禍においては中学校同士のリモートでの交流など、活発な相互交流を重ね、2019年には、「観光交流提携に関する覚書」も締結しております。
 昨年は、めでたく友好都市提携25周年を迎え、本来であれば、訪問団の相互派遣が行われる予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響により中止とさせていただきました。
 このたび、一年後となりましたが、両市の交流について意見交換するとともに、さらなる友好関係を深めることを目的としてお越しいただくもので、二日間の滞在中は、表敬訪問や歓迎会をはじめ、国立遺伝学研究所の視察や楽寿園での記念植樹などを行う予定です。
【冒頭】(2)「みしまコロッケ 誕生15周年イベント」の実施について
[産業文化部 商工観光課]
 2008年7月に誕生したご当地グルメ・みしまコロッケは、今年で15周年を迎えます。
 これを記念し、7月16日(日)午前10時30分から楽寿園 イベントステージにて、「ボンジュール!みしまコロッケ」を開催します。公式ソング「みしまコロッケンロール!」で一緒に踊って、会場の皆さんとお祝いをしたいと思います。
 また、7月16日(日)から8月13日(日)まで、「みしまコロッケデジタルスタンプラリー」を実施します。 市内の対象店舗を巡って、各店舗オリジナルのみしまコロッケを食べ比べてみてください。3店舗以上で購入し、スタンプを集めた方には、みしまコロッケグッズをプレゼントいたします。
 このほか、三島大通りに面したニッセイストリートギャラリーでは、「アニバーサリーフォトスポット」として記念展示を行いますので、みしまコロッケのオブジェをバックに記念写真を撮っていただくことができます。
 今年の三島馬鈴薯も非常に良い品質に出来あがっていると伺っております。
 15周年を迎えたみしまコロッケをたくさん召し上がっていただき、各イベントを楽しんでいただきたいと思います。
【冒頭】(3)高速乗合バス「三島羽田シャトル」の運行開始について
[企画戦略部 政策企画課]
 7月21日(金)より 三島市と羽田空港を結ぶ高速乗合バス「三島羽田シャトル」の運行が開始されます。
 このバスは、WILLEREXPRESS株式会社と株式会社東海バス、伊豆箱根バス株式会社の3社により共同運行されるものです。
 当初は令和2年4月に運行を開始する予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期となっておりました。
 今年1月に羽田エアポートガーデン バスターミナルが全面開業となったことを受け、「三島羽田シャトル」の運行を開始することとなりました。
 「三島羽田シャトル」は毎日3往復、羽田空港まで乗り換えなしで行くことができるほか、途中、横浜駅を経由して、終点は新木場駅となることから、空港利用以外の観光などにも大変利用しやすくなっております。
 地元はもとより、国内外の多くの皆様にご利用いただくことで、地域の活性化に繋がることを期待しております。
【冒頭】(4)価格高騰重点支援給付金における対象世帯拡大とデジタル技術の活用について
[社会福祉部 福祉総務課]
 国では、物価・賃金・生活総合対策としてエネルギー・食料品価格等の物価高騰による負担増を踏まえ、特に家計への影響が大きい低所得世帯に対して、1世帯あたり3万円を目安に給付する方針を決定しました。
 この給付金は、市町村において給付事務を担うこととなりますが、本市では、国の決定を受け、住民税非課税世帯に対して3万円、また、三島市独自のメニューとして、住民税均等割のみが課税されている世帯に対しても3万円をそれぞれ給付することといたしました。
 住民税均等割のみが課税されている世帯とは、前年の所得に応じて負担していただく「所得割」の額が0円であり、前年の所得の多少にかかわらず、ある一定の所得がある方全員に均等に負担していただく「均等割」のみが課税されている世帯になります。
 この住民税均等割のみが課税されている世帯と住民税非課税世帯の収入の差は大きくないにもかかわらず、これまで低所得世帯に対する給付金の対象とされてこなかったことから、市の独自事業として支援の対象世帯に加えることといたしました。
 なお、対象世帯への案内書類の送付は8月上旬から実施いたしますが、発送に併せまして、給付金の振込日などをAIが電話で自動応答する「AIコンシェルジュ」を活用したコールセンターを開設いたします。
 このコールセンターでは、対象世帯ごとに割り振られた番号などを口頭でAIに伝えていただくことにより、 24時間、いつでも申請の受付状況や振込予定日がAIの回答でわかるものとなっております。
 なお、給付事務の迅速化を目指した取り組みとして、AI-OCRとRPAを活用した申請書のデータ化と自動システム入力の活用、また、市民の利便性の向上を目指した取り組みとして、Kintone(キントーン)を活用した申請受付状況などの確認アプリの公開やマイナポータルにお知らせを個別に送信するなど、積極的にデジタル技術を活用し、給付事務を行ってまいります。
【冒頭】(5)「夏の交通安全県民運動」の実施について
[環境市民部 地域協働・安全課]
 7月11日(火)から20日(木)までの10日間、夏の交通安全県民運動が展開されます。
 初日の11日(火)は、午前7時30分から市役所前や主要交差点、通学路など 市内各所で「一斉街頭広報」を行います。
 市役所前では、街頭にて のぼり旗をもち、ドライバーや歩行者へ 安全の呼びかけをします。
 また、統一主要行事となっている「飲酒運転等危険運転根絶の日」となる7月14日(金)には、午後5時から 三島駅北口ロータリーと三島駅北口自転車等駐車場にて街頭啓発を行い、三島警察署や交通安全協会、交通指導員会など交通安全団体と協働で、交通ルールの遵守を呼びかけます。
 このほか、「高齢者の交通事故防止強化の日」の翌日となる7月20日(木)には、市役所やマックスバリュ三島谷田店などで、高齢者を中心に交通安全を広く周知してまいります。

主な行事予定

【行事】(1)「夏休み子どもイベント」の開催について
[企画戦略部 広報課]
 7月末から8月末までの夏休み期間中、市内の公民館などが主催し、小学生・中学生・園児を対象とした各種イベントを開催いたします。
 中郷文化プラザでは、三島産フルーツを使った「デザート作り教室」、東レ体育館では、バレーボールやラグビーを体験する「MISHIMA SPORTS FES」を開催します。
 また、三島の森を学んで ミニイスを作る「工作教室」や、源兵衛川を会場にした「親子水生生物観察会」なども開催します。
 ぜひ多くの子どもたちにご参加いただきたいと思います。
【行事】(2)「第71回三島市美術展」の開催について
[産業文化部 文化振興課]
 7月4日(火)から9日(日)まで、市民生涯学習センターにて第71回三島市美術展を開催します。
 この美術展は、市内外の方の美術作品の発表及び鑑賞の場を提供し、創作活動の発展と精神文化の高揚を図ることを目的に昭和28年から開催しています。
 美術展の開催期間中は、「日本画」「洋画」「写真」「書道」「総合美術・工芸」の5部門の作品を一斉に展示します。
【行事】(3)「錦田こども園 七夕飾り」の作成について
[社会福祉部 発達支援課]
 7月5日(水)午前10時30分から錦田こども園にて、七夕飾りの作成を行います。
 これは、7月7日の七夕に合わせ、錦田こども園内にある錦田幼稚園、錦田保育園、児童発達支援事業所「にこパル」の3施設の子どもたちが各園で作った七夕飾りを同じ笹に飾ることで、季節を感じるとともに 互いの考えや願いを理解する機会につなげようと開催するものです。
 令和3年4月に児童発達支援事業所「にこパル」が移転し、錦田こども園では毎日、錦田幼稚園、錦田保育園、にこパルの子どもたちが活動しています。
 季節の行事や遊びなどを通じて子ども同士の交流を図り、「みんな同じ三島の子ども」として育ちあう環境づくりを進めています。
 今後も、錦田こども園では、園児や児童、保護者、職員がソーシャル・インクルージョンの考えや多様性について理解を深めていく、モデル的な施設となることを目指していきます。

記者会見配布資料(PDFファイル)