三島馬鈴薯
「三島馬鈴薯」は、濃厚でコクのある味に、「しっとり」と「ほくほく」の食感を併せ持つメークイン。
7~8月にかけての1ヶ月間のみ、日本一厳しいといわれる品質管理・選果を経て出荷されます。
風乾貯蔵により熟成させるため、保存性も優れた世界に誇れる極上の逸品です。
いつから生産がはじまったの?
昭和30年頃から箱根西麓では、その水はけの良い肥沃な火山灰土壌を活かし、馬鈴薯の生産が始まりました。
そして昭和45年頃、新しく導入された「メークイン」と箱根西麓の土とが運命的な出会いをします。
生産者も驚くほど“キレイで美味しい”メークインが収穫できたのです。
「“三島馬鈴薯”には半世紀にわたる伝統と歴史があります。」
伝統の手掘りも
三島馬鈴薯は、自慢の肌に傷がつかないように手堀りでの収穫も一部行われています。
掘り取りした後は、畑に広げ天日干しし、ホウキやハタキで土を落とします。
それから「風乾」といって風通しの良い薄暗い場所で乾燥・熟成させます。
こうすることで、甘味が増し、長く日持ちするようになります。
日本一のメークイン
手間ひまかけて育てた「三島馬鈴薯」は最終関門である“JAふじ伊豆”の厳格な検査を通過し、晴れて世に出回ります。
その期間は何と1ヶ月!されど、こだわり抜いた「三島馬鈴薯」は知る人ぞ知る逸品。
東京や大阪などの高級ホテルやレストランがこぞって求めるほどの食材なのです。
ですから全国の青果市場で日本一の価格で取引されています。
まさにジャガイモのクイーン(女王)なのです。
保存方法と食べ方
風通しの良い冷暗所で保存してください。
芽が出たら、その都度取り除けば長持ちします。
煮崩れしにくいので、煮物やカレーなどの煮込み料理はもちろん、みしまコロッケなどの揚げ物にも最適です。