ふるさと探訪
三島の踏切10 火の見踏切 (平成23年1月1日号)
多呂地内の北沢との境界付近に、伊豆箱根鉄道駿豆線の火の見踏切があります。かつてこの近くには、多呂・北沢が共同で設置した火の見櫓(やぐら)がありました。この踏切は、今では珍しく遮断機のない小さな踏切ですが、富士山を背景に駿豆線の電車を撮るには絶好のポイントで、鉄道写真の愛好家がカメラを構えている姿がよく見られます。
また、当時火の見櫓に設置されていた半鐘(はんしょう)は、現在郷土資料館に所蔵されています。
▲火の見櫓に設置されていた半鐘(高さ50センチメートル、直径28センチメートル)
【広報みしま 平成23年1月1日号掲載記事】
ふるさと探訪(2010年度)
- (第274号)市制施行70周年① 三島町と北上村 (平成23年3月1日号)
- (第273号)文学作品に見る 三島と富士山 (平成23年2月1日号)
- (第272号)『雲霧集』に見る富士山 (平成23年1月1日号)
- (第271号)作品に見る富士山 (平成22年12月1日号)
- (第270号)『小浜池図』 (平成22年11月1日号)
- (第269号)龍馬ブームの火付け役『汗血千里駒』 (平成22年10月1日号)
- (第268号)-名士の社交クラブ- 階楽園泉頭館 (平成22年9月1日号)
- (第267号)接待茶屋の大茶釜 (平成22年8月1日号)
- (第266号)伊豆山中城図 (平成22年7月1日号)
- (第265号)玄峰塔と玄峰塔由来記 (平成22年6月1日号)
- (第264号)宗淵老師の墨跡 (平成22年5月1日号)
- (第263号)宗淵老師と俳句 (平成22年4月1日号)