ふるさと探訪
三島の国道2 国道136号 (平成18年12月1日号)
三嶋大社の鳥居前から南に延びる旧下田街道は、古くから伊豆半島の各地と東海道を結ぶ主要道として利用されてきました。安政4年(1857)には初代米国駐日総領事ハリスが江戸出府のため下田からこの道を通り、馬で3日をかけて三島宿にたどり着いたと記録されています。
昭和28年(1953)5月には県道静岡下田線ほか3つの県道を合わせ二級国道136号下田三島線として指定され、さらに昭和40年(1965)には一般国道136号になります。
昭和43年(1968)、伊豆方面への渋滞を緩和(かんわ)するため、国道136号三島バイパス(通称下田バイパス)4.8キロメートルが完成し、南二日町交差点で国道1号三島バイパスと合流できるようになりました。
現在でも三島と伊豆各地を結ぶ重要な役割を担(にな)っています。
【広報みしま 平成18年12月1日号掲載記事】
ふるさと探訪(2006年度)
- (第226号)乙女ヶ淵に秘められし物語 久根郷古蹟新談(くねのさとこせきしんだん) (平成19年3月1日号)
- (第225号)今も残る樋口本陣茶室 不二亭 (平成19年2月1日号)
- (第224号)三島ゆかりの芸術家たち【3】(平成19年1月1日号)
- (第223号)三島ゆかりの芸術家たち【2】(平成18年12月1日号)
- (第222号)三島ゆかりの芸術家たち【1】(平成18年11月1日号)
- (第221号)津で行われた祓の道具 箱根田遺跡(平成18年10月1日号)
- (第220号)山中城合戦 戦国時代最大の攻城戦(平成18年9月1日号)
- (第219号)大首長墓の発見 向山16号墳(平成18年8月1日号)
- (第218号)背負い運搬具 背負子(平成18年7月1日号)
- (第217号)三嶋暦にみる米作り 暦と農事の関係 (平成18年6月1日号)
- (第216号)山本玄峰老師【3】 玄峰老師と書 (平成18年5月1日号)
- (第215号)山本玄峰老師【2】 玄峰老師と終戦秘話 (平成18年4月1日号)