ふるさと探訪
三島と古写真6 商店街のアーケード (平成25年12月1日号)
昭和二十五年(一九五〇)頃、全国各地にアーケード商店街が誕生しました。三島でもこの頃にアーケードが設置され(写真)、その後昭和三〇年(一九五五)前後にしっかりしたものに付け替えられています。
昭和二十九年、静岡呉服町のアーケードをモデルにして久保町商店街(中央町)にアーケードができました。翌年には小中島商店街(本町)と大中島広小路商店街(広小路)にも設置されています。十二月一日には小中島アーケードの完成祝賀式がひしや旅館(現みしまプラザホテル)にて催されました。
平成十四年から、電線類地中化が始まり、現在はアーケードが撤去され、歩道に石張り舗装や植栽がなされて
います。
▲昭和26年広小路
【広報みしま 平成25年12月1日号掲載記事】
ふるさと探訪(2013年度)
- (第310号)近代化を支えた三島の製糸関係資料 (平成26年3月1日号)
- (第309号)暮らしを彩った機械たち(その2) (平成26年2月1日号)
- (第308号)暮らしを彩った機械たち(その1) (平成26年1月1日号)
- (第307号)郷土資料館展示紹介 伊豆半島・富士山と三島の湧水 (平成25年12月1日号)
- (第306号)三島に伝わる史跡や伝説 (平成25年11月1日号)
- (第305号)弥生時代のコメ作りのムラ西大久保遺跡 (平成25年10月1日号)
- (第304号)家政女学校と実践女学校 (平成25年9月1日号)
- (第303号)困難を極めた丹那トンネルの工事と開通 (平成25年8月1日号)
- (第302号)青木原遺跡出土小銅鐸 (平成25年7月1日号)
- (第301号)寺子屋や漢学塾から受け継がれた三島の教育 (平成25年6月1日号)
- (第300号)稲を生活に利用するわら製品 (平成25年5月1日号)
- (第299号)宿場の仕事を課せられた助郷の村々 (平成25年4月1日号)