三島宿の民話
こわめし坂
こわめし坂は、東海道箱根西坂(笹原新田)ではもっともけわしい坂です。
がんじょうな男でもしり込みをしてしまうほど、急な坂道でした。
そんな急な坂道が「こわめし坂」と呼ばれるようになったのには、いろいろな言い伝えがあります。
がんじょうな男でもしり込みをしてしまうほど、急な坂道でした。
そんな急な坂道が「こわめし坂」と呼ばれるようになったのには、いろいろな言い伝えがあります。
まずは「こわめし」にちなんだお話。
「こわめし」を食べてからでないと登れないような坂だったので、この名がついたということです。
また、この坂道を登りつめるころに旅人は汗びっしょりになりました。
とくに、夏の暑い盛りは たまりません。その汗と暑さで、旅人の背負っていた米は、「こわめし」になってしまうのです。
それでこの坂は「こわめし坂」と呼ばれたのです。
こんな話も伝わっています。
昔のかごかきや旅人がこの坂をのぼると、息がはずみ顔はまっ赤になりました。
それはちょうど、「おこわ」が炊けたようで、頭や顔からポッポと湯気がでていました。
このこわめしを炊いたような旅人の顔から、この坂を「こわめし坂」と呼ぶのだそうです。
「こわめし」を食べてからでないと登れないような坂だったので、この名がついたということです。
また、この坂道を登りつめるころに旅人は汗びっしょりになりました。
とくに、夏の暑い盛りは たまりません。その汗と暑さで、旅人の背負っていた米は、「こわめし」になってしまうのです。
それでこの坂は「こわめし坂」と呼ばれたのです。
こんな話も伝わっています。
昔のかごかきや旅人がこの坂をのぼると、息がはずみ顔はまっ赤になりました。
それはちょうど、「おこわ」が炊けたようで、頭や顔からポッポと湯気がでていました。
このこわめしを炊いたような旅人の顔から、この坂を「こわめし坂」と呼ぶのだそうです。
茶店にまつわる言い伝えもあります。
むかし、こわめし坂の登り口に、茶店がありました。
茶店の主人は、「この坂は登ると疲れるよ。腹ごしらえにこわめしを食べていきませんか。だんごやお茶もありますよ」といって、旅人を立ち寄らせ、繁盛したそうです。それでこの坂を 「こわめし坂」というようになったそうです。
むかし、こわめし坂の登り口に、茶店がありました。
茶店の主人は、「この坂は登ると疲れるよ。腹ごしらえにこわめしを食べていきませんか。だんごやお茶もありますよ」といって、旅人を立ち寄らせ、繁盛したそうです。それでこの坂を 「こわめし坂」というようになったそうです。