ふるさと探訪
歴史の偉人ゆかりの地10 右内神社(源頼朝5) (平成25年1月1日号)
梅名の右内神社は中島の左内神社と共に三嶋大社の御門の守護神で、大社と関係の深い神社です。源頼朝も三嶋大社への途上で度々参詣したといわれています。
あるとき、手洗い水がないことを不自由に思った頼朝が薙刀(なぎなた)で参道地面を二三度突いたところ、そこから水が湧き出したといいます。以後、村人はこの「頼朝の手洗い水」を大切にしたそうです。
鳥居が面している道は道幅が狭く交通量も多くありませんが、東へ進むと道祖神が祀(まつ)られており、その先はかつて中郷村役場のあった梅名公民館へ通じます。
神社の北を通る県道141号ができる前の地図を見ると、かつては中郷小学校から右内神社前、公民館、大場橋へと通じる道が地域にとって重要な道であったことがうかがえます。
▲右内神社
【広報みしま 平成25年1月1日号掲載記事】
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